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2006年10月28日(土曜日)

「更新できなかった言い訳(その2)」

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前略、 「歳には勝てない」って言う人よ。 じゃあ何になら勝てるんだー。 の館長です。

さて、その後の1週間はとにかく体調不良でボロボロでした。
やはり歳には勝てないですね。(だから何になら勝てるんだー)
珍しく終電を待たずに会社から帰ったり、早寝せざるを得なかったり…。
早く寝ても翌日に楽になるなんてこともなく、疲れ果てていることは誰にも隠せはしなくて、辿り着いたらいつも雨降りだったってなもんで。
疲れて疲れて、あんまり疲れるもんだからこの疲れを誰かに見せたくて、みんなに祝ってもらいたくて、新郎新婦が入場しちゃって、そりゃ疲労宴だっつーの。

その次の1週間は、テレビショッピングでとにかく自社製品が売れまくってですね、息もできない忙しさ。
「そいつぁ、いいことじゃないか」とお思いの貴兄もおられるでしょうが、んなもん、売れなくていいっ!
売れたって僕には何の得もありゃしません。 忙しいだけ。
自分でテレビに出て「もう買うなーっ!」って言いたかった。
とにかくすっげー売り上げでしたよ。まったく。 世の中間違ってる。
これでボーナス出なかったらね、おら辞める! ぜったい辞める!

そんな具合にいい調子のはずの会社でしたが、翌週、事件が起きました。
「好事魔多し」とはこのことですか。 「月に叢雲、花に風」ってやつですか。
8月から始まったばかりの新規業務がありまして、それは僕が一人で全行程を行なっていたんですが、いざ請求書発行の段になったら、赤字なんですよ、赤字。
そんなわけがない。 でも赤字。 これじゃ任されてた僕が社長はじめ上層部からお叱りを受けるのはごもっとも。
でも、自分にはまったくそうなる覚えがない。

実は、別の社員のAさんが、勝手に横流ししていたんですな。
自分で勝手に大口の受注をして、会社の金で仕入して、売り上げは会社に計上されてないんだから、そりゃ赤字にもなりますわ。 もともとボランティア価格でやってるんだからなおさら。

でも、それを請求書発行に至るまで見抜けなかった僕にも非があると思うようにして、充分に反省をしておったわけです。

が、いざそのことを全部僕のせいかのように上層部に言われますとですね、僕も逆上するわけですよ。
「見えないものも、見ろ!」ってな感じで言われましてね、頭に血がのぼっていきましたですよ。
五合目あたりだった血が、山頂までのぼるわけですよ。
彦摩呂だったらここで「血液の富士登山や〜」って言っとるわけですよ。

今回のAさんのやったことは、僕にとっては幽霊みたいなもので、注意して頑張ったって、見えないもんは見えないんです。
だから、「そりゃ世の中には幽霊が見える人もいる。 でも僕は見えない。 見えないことが悪いと言うのなら、僕にはもうやっていけないから、幽霊が見える人に任せてください。 僕はお暇を頂戴します」
と、初めて辞意を表明したのです。 爺が辞意を。

今まで、そりゃあ何度も「辞めたい」とは思ってきましたが、それを会社で口に出すことは無かったのです、とりあえずは。
それに、僕が強く「辞めたい」と思う理由はもっと別のところにあって、今回のことはただのきっかけに過ぎません。

そしたら、顧問の先生なんかは「お暇って、辞めるってこと?」なんてわざわざ聞き返してきましてね、意地悪そうに。
そんなチンケな翻訳は要らないっつーの、です。 エキサイトか、おまえは。

社長はいささか寝耳に水な様子で、「そのことはまたゆっくり話そ」と言うので、その場はとりあえず「宜しくお願いいたします」とだけ答えて、業務に戻ったのでした。
ちなみに僕は、社長のことは好きなので、社長に対してはぞんざいな態度はとらないことになっておるのです。(館長憲法第一条第一項)

その夜、社長から電話があって飲みに誘われました。
が、実際に急ぎの仕事もあったし、気分があまりにもすぐれないので、丁重にお断り申し上げました。

そしたら翌日、社長は今度はお昼時にやって来て、珍しく僕をランチに誘いました。
「何が食いたい? カツなんかどうだ? ステーキもいいよな!」とか言っちゃって、妙に気を遣われてる自分が居心地悪い。
それに僕ぁ、もう子供じゃないんだ。 食い物で左右されるはずなどないんだ。 たまにされるけど。

でも、忙しい社長がわざわざ自分のために時間を割いてくれた時点で、もう社長の言うとおりにしようという心積もりになっていました。
で、社長が「かくかくしかじか、これこれこういう気持ちでもうちょっとやってみないか」と、哲学的なことも交えてリスタートを促してくれたので、僕は“本当に辞めたい理由”にはいったんフタをして、社長の言うとおりにすることにしました。

どうです! 問題は何も解決していない。

ま、いいですよ。 しばらくは川の流れに身を任せて、挙句、溺れてやりますよ。


さて、それにしても驚くのは人の噂ってやつです。
急に綺麗になったあのコに キャンパスの噂広がるように、翌日には知らないはずの人たちから
「辞めるってホント?」というメールやらなにやら。
ふんと、噂は光の速さより速いよ、とはよく言ったぞ、ヒロくん!
(このへん、何言ってんだか分かんないヤングな方は、このへんを見てみてね)
で、その後、会社を辞めた人たちからも電話が入り、
「辞めるんだって?」

現職の方々は辞めると言ったことを残念がってくださり、退職した方々は一様に嬉しそう。
いずれにしても僕のことを興味半分でも気にかけてくださるのは、とてもありがたく嬉しい。
そんな人たちの期待に応えられるよう、なるべく長く勤めたり、早く辞めたり…
って、どっちなんだ! ってお話。

また自分の思いがけない長文に眩暈がしてきたので、このへんで。

あ、休止中に写真をくださったどばっち、ありがとうございました。
遅れてて申し訳ないですが、今しばらくお待ちください。

そして、「ひでじビール」の詳細を教えてくださったゆかりんごさん、ありがとうございました。
必ずやその味を確かめに行きます!
僕が行かねば、ひで爺に合わせる顔が無い…。


いつもなら、多少は書いたことを読み返したりもするけれど、今回はもうそれをしません。 それをしたらアップするのをやめそうな自分が見えて…。

誤字・脱字・脱肛などがございましたら、ごめんなさい。 そっとしといてやってください。

――とまた言い訳。
 
 
ひで爺
言い訳に言い訳する、本格二段仕込みとは、いかがなものか。

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投稿者:館長 | 「更新できなかった言い訳(その2)」
2006年10月28日(土曜日)
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