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雑誌『Mart』編集部が選ぶ「今年間違いなく流行るもの」ベスト10[2016年]
前略
僕の中で間違いなく流行ってるものは、「独り身アンハッピーアワー」です。
の館長です。
いや、考えてみれば、僕にとって独り身は、いつだってアンハッピーだ。
わざわざ「アワー」なんて設ける必要はないんだ。 オールウェイズ アンハッピーだ。
やるせないじゃないか。
さて、今年も発表されました、雑誌『Mart』編集部が選ぶ「今年間違いなく流行るもの」ベスト10。
今年のを見る前に、昨年のものを振り返って、本当に流行ったかどうか、何が流行ったのか、を確認してみましょう。
昨年、2015年版は以下に書きました。
■ 雑誌『Mart』編集部が選ぶ「今年間違いなく流行るもの」ベスト10[2015年]|【がらくたチップス】
さて、雑誌「Mart」編集部が選ぶ、「今年間違いなく流行るものベスト10」というのがずいぶん前にやっていました。どうでしょう?
「流行るもの」を予測する、というのは難しいことだと思いますし、僕にはできないことなので、あんまりケチをつけたくはないんですが……。
僕の知る限り、僕の周囲に限ってのことで言いますと、「アヒージョの素」は、僕の実家においては何度か登場したので、これは「◯」と言えましょう。
でも、その他はまったく手応えがありません。
友だちのKくんは、
「『黒板塗料』は知らないが、『黒板五郎』は自分の中でブレイクしたよ!」
と言ってました。
(なんでも、『北の国から』を改めて見返したらハマったそうです)
「タッセル」とか「WTW」とか「エッグスラット」などは、その名前さえも一度も聞かないまま1年が過ぎてしまいました。(あくまでも僕に限ってのことです)
……以上を踏まえたうえで、さて今年はどんなものが「間違いなく流行るものベスト10」になったのか、見ていきたいと思います。
【2016年版】雑誌「Mart」編集部が選ぶ 今年間違いなく流行るものベスト10
無印良品は昔からファンが多いですもんね。僕にも「無印良品だからいいに決まってる」と思い込んでいた時期がありました。
でも、無印で買った折りたたみ傘が、コンビニで買った1000円のものよりも早く壊れたとき、僕の無印良品への信頼も壊れてしまったのでした。
いや、でもきっとこの容器はすっごくいいんだよ! いいに決まってる!!
キャスター付きだから移動も楽々。
しっかりしているのに4,999円とお手頃なのも人気の理由だそう。
オシャレな暮らしに憧れる都会人のマストアイテムです! そうかな?
なんかスゴいの来たよ!“エブリデイ恵方巻き” といった感じだ。
前に流行った「おにぎらず」の欠点を克服したものらしいです。
「おにぎらず」は大きくなりがちで、特にお子様には噛み切りにくかったとのこと。
でもでも、水を差すようで悪いですけど、海苔を噛み切りやすくするのなら、僕はこちらのほうがオススメ!
「海苔噛み切り選手権大会」があったら、おそらくこの道具の使用は禁じられるくらい、よく噛み切れますよ!
昔のアパートで経験したボヤ騒ぎを思い出してしまう。
「燻製のニオイ嗅ぎまくり選手権大会」があったら、おそらくエントリー前にリタイアするくらいです。
「100円ショップ」とか「アンティーク」といったキーワードは去年も出てきていました。
Mart読者って、そういうのが好きなんですね。
でもどうですか、こういうのは。 やりますか?
あ、今の「やりますか?」には「やりますか? こんなこと。 やらないよね?」といった意味合いが含まれていると取られがちですが、そうではありませんよ!
「これいいね! ぜひ一緒にやりますか?」ってことですよ!(←白々しいとか言わない!)
素晴らしい! 親子愛の発露をここに見ましたね!(←白々しいとか……)
昔と違って「ペアルック」とか「おそろい」っていうのは、すでにこんな感じになってますよね。 一部だけを同じ色にするとか、同じ柄にするとか。
そういう使い古された現象を新しい呼び名に変えて流行らせるっていうのも、雑誌の大事なお仕事なのかもしれません。
COLONY 2139(コロニー 2139)オフィシャルサイト。ベーシックウェアを中心とした衣料品や小物、日用品などを展開。スタンダードアイテムにデザインを加えることで、日常生活をより洗練されたスタイルへと進化させます。
オシャレな人たちって、こういう「中に何が入ってるか分からない」容器が好きですよね〜。
うちはイカンです。 年寄りだけだから。
こんなオシャレな洗剤とか買っても、結局ラベルにデカデカと「食器を洗う洗剤」とか書くことになります。
出ましたよ! 今年一番スゴいやつ!僕の「独り身アンハッピーアワー」に対抗するかのような所業!
とはいえ、これで夕ごはんの支度やその後の家事を頑張る気力が湧いてくれるというなら、お安いもんです。
気分よく、笑顔で旦那を迎えてあげられる余禄も生まれれば、お互いにとってなおハッピー。
ただ、ノンアルコールで過ごすというのに、なんで「お酒も飲めるオシャレなお店」が舞台なんでしょう?
そのへんのカフェでもいいじゃん。
こういう「主婦の新たなライフスタイル」って、男より同性からの支持を得られにくいような印象を受けるんですけど、どうなんでしょ?
スキレットというフライパンでクレープ生地を焼き、シュークリームの皮っぽくする。そこにフルーツや生クリーム、アイスクリームなどをトッピングした、あったかくて冷たいスイーツ。
『Mart』がプロデュースしたレストランで食べられるそうです。
■ Mart[マート]公式サイト | Grill & Shrimp restaurant Mart | 光文社
女子ゴコロをくすぐるスイーツも自慢。中でも大注目は「Mart特製グリル シュー クレープ」と「スノーアイス」。クレープは、スキレットで焼きあげる本格派。
今年の栄えある第1位に輝いたのは、真誠の「とろけるきなこ」でした。
真誠さん、おめでとうございます!
普通のきなこと違う点は……。
■口溶けがよく、むせない。
■牛乳やヨーグルトに混ぜてもダマにならずサッと溶ける。
■しっとりとして散らばりにくい。
■ごまパウダー、黒糖、麦芽糖、オリゴ糖入り。
僕の手が届きそうなのは「とろけるきなこ」くらいかなぁ、という気がしています。
あと、とにかく僕個人の今年は、ぜひとも「独り身アンハッピーアワー」から脱却したいということに尽きますね。
同じく「独り身アンハッピーアワー」を過ごしてらっしゃる女性がもしいましたら、お互いの「独り身アンハッピーアワー」を持ち寄って、「飲み友ハッピーアワー」に変えてみませんか?
そう、まずは「飲み友」からで結構です。
その先のことは、まぁ、そのときのフィーリングってやつで、いかようにも……。
あなたが「きな子」さんだったら、夜は「とろけるきな子」へといざなうことも視野に入れて……。
ご検討のほど、よろしくお願いいたします。
完全に脳みそが「とろけるオヤジ」だな。
―― へのコメント。