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カップヌードル「謎肉祭」を食べて気づかされたこと
前略
はじめのうちは「謝肉祭(しゃにくさい)」って読んでたよ!
の館長です。
「謝肉祭(=カーニバル)」は、もともとは「肉を断つ」という意味らしいので、カップヌードル「謎肉祭」は、その意味では真逆になってしまいます。
ですが、「謝肉祭」自体は、肉を断つ「四旬節」の直前に行われる祝祭で、肉断ちの前にたらふく肉を食っとけ! という祭とのことなので、その意味ではカップヌードル「謎肉祭」は最適と言えるのです。
つまり、僕が「謎肉祭」を「謝肉祭」と読み違えていたことは、あながち的外れとは言えないのだということを、ここではっきりさせておこうじゃありませんか!
……と、まぁ、はからずも僕にとって人生で最も「謝肉祭」について詳しくなった瞬間を迎えられましたのも、ひとえに「謎肉祭」のおかげだと、心より感謝しながら、謹んでいただきました。
売れすぎて販売休止中だという「カップヌードル『謎肉祭』」をようやく食べてみた
販売休止直前に買ってきました「カップヌードル 謎肉祭 肉盛りペッパーしょうゆ」 「45th カップヌードル45周年記念商品」です。 原材料の「かやく」にある「味付豚ミンチ」が、つまり「謎肉」であります。ちなみに「味付豚肉」というのは、通称「コロ・チャー」。
その昔、僕はカップヌードルの具材が「謎肉(ダイスミンチ/味付豚ミンチ)」から「コロ・チャー(味付豚肉)」に変わるというニュースを聞いたとき、もうカップヌードルは食わないとまで思うほどショックを受けたものです。
その後、反発が強かったせいなのか分かりませんが、「コロ・チャー」に加えて従来の「ダイスミンチ」も追加され、今では両方が入っているようです。
以上、人生で最もカップヌードルに詳しくなった瞬間を迎えてください。
通常の「カップヌードル ビッグ」は 439kcal なので、肉のぶん、やや高め。
そう、「謎肉」は「謎カロリー」への道。
カップヌードル誕生45周年の謝辞が述べられている。 謎肉10倍ですってよ! パッケージには「謎肉」を運ぶイラストが描かれている。これを見ているだけで謎ハッピーになれる。
大漁旗や、UFOにさらわれる「謎肉」の絵が謎楽しい! 開封の儀。思わずウワッと声が出るほど、確かに大量の「謎肉」。
「謎肉」だけを取り出してみると、残りの具材はわりと寂しい。謎寂しい。 これが「謎肉祭」に入っている「謎肉」すべてだ。このまま「謎肉」だけをお湯で戻して、謎おつまみにするというのもアリかと思ったけど、今日はなんせ初めてだからスタンダードに攻めてみることに。
素早く、かつ「謎肉」が暴れないよう慎重にお湯を注ぐ。 3分待って、出来上がりだ。「謎肉」とネギとレッドベルペッパー(赤ピーマン)のコントラストが見目麗しい。
では、いただきます。 これが今日の主役、「謎肉」だ。 久しぶりに「謎肉」と対峙する。逃げもしなけりゃ、逃がしもしないよ!
レッドベルペッパー。この “赤” はとてもいいアクセントだ。
「謎肉」を2個以上まとめて食べるという、いつもなら禁じ手とされる行為に走る。こんなことができるなんて夢のようだが、バチが当たりそうだ。
かつて「謎肉」ファンは、2個のカップヌードルを買ってきて、まず1個は「謎肉」を全部取り出してしまい、「謎肉」無しの状態で食べ、2個目にその「謎肉」もあわせて入れ、至福を味わうという、「ひとり謎肉祭」を行ったものだ。
2個目の至福のために1個目を耐え忍ぶことから、「涙のあとには虹も出る作戦」とも呼ばれた。
しかし、そんなことは今やする必要はないのだ!
存分に「謎肉」を味わっていいのだ!
なんという幸福。 なんという贅沢。 なんという破天荒。
このときのために、今まで生きてきたと言っても過言では、ある。
ごちそうさまでした。おいしくいただきました。
「謎肉」大好きですし、おいしかったですし、お腹も満たされました。
ですが……。
「謎肉」はたくさんあればいいというものではない、ということも分かりました。
第一、僕はカップヌードルの「謎エビ(味付エビ)」も「謎玉(味付玉子)」も大好きなんです。
だからやっぱりそれらも一緒に味わいたい。
いや、それらがあっての「謎肉」と言ってもいい。
カップヌードルのおいしさは、「謎エビ」「謎玉」「謎肉」の織りなすハーモニーによって成立しているのだということに、今ごろになって気づきました。
それに、「謎肉」がこれだけ多いと、そのありがたみを忘れ、途中からけっこう乱暴に食べてしまいます。
大好きな「謎肉」に感謝する、すなわち「(感)謝肉祭」のつもりで食べ始めたこの「カップヌードル謎肉祭」。
なのに、最後のほうは「ごめん、もういっぱいいっぱい」と、「謎肉」に謝罪する、すなわち「謝(罪)肉祭」となってしまいました。
こんなはずじゃなかった。
そう、この方のツイートがまさに言い得て妙です。
おいしいのもの pic.twitter.com/HI3ZvqK2nU
— ナガノ (@ngntrtr) 2016年9月16日
そしてすべて食べきってしまったと思ったところで、底から奇跡的に採掘される1個の「謎肉」に随喜の涙を流す……。
それこそが、正しい「謎肉」の楽しみ方だったはずなのです。
この「カップヌードル謎肉祭」によって、あやうく、その “人として大切なこと” を見失うところでしたが、と同時に、気づかせてくれたのもまた、この「カップヌードル謎肉祭」だったのです。
ありがとう、謎肉祭。
これからは道をはずれることなく、「謎肉」を楽しんでいけます。
ビバ! 謎肉人生!!
ああ人生に謎肉あり!
もはや「謎人生」だよ。
―― へのコメント。