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認知症になった母と猫のお話「こわれたオフクロと子猫のミイ」が話題だけど気をつけたいこと
前略
誰だって “自分のまま” で生涯を閉じたいよね。
の館長です。
ほんと、懸命に家族のために働いてきてようやく一息つけるかという年になったときに認知症発覚! なんてケースが多くて、神も仏もないと思いますよ。
うちの場合も、じいちゃんの仕事を手伝って、ずっと肉体労働してきたばあちゃんが、やっと現役引退してゆっくりできたかと思ったら認知症になっちゃって、それはもう、本人も家族も悲惨な日々だった。
僕はもう東京に出ていたので、たまに帰ったときにばあちゃんに会うだけだったから、父や母がちょっとキツめな口調でばあちゃんに注意するのを見て「もっと優しく言ってあげなよ」なんて言えたけど、それが今度は僕と父母との衝突の引き金になる。
「たまに見ればいいんじゃなくて、これが毎日なんだよ!」って言われてハッと気づいて申し訳なくなる。
ご多分にもれず、徘徊して線路の上を歩いて、むかし住んでた家に行こうとしちゃったり、夜中に鍋を空焚きしちゃったり……。
そりゃ、毎日がこの調子では、どんなに優しい人だって優しさを保てるわけがない。
それでも、うちの場合は前にここに書いたように、
でも、自分に対して優しくなって、かいがいしくしてくれるじいちゃんのことを、ばあちゃんは認識することなく逝ってしまった。
ばあちゃんにとっても、じいちゃんにとっても、それは切ないことだなぁ……なんて思ったものだ。
認知症は、その人をその人でなくした上で死に至らしめるという、本当に罪深い病魔だと思う。
Twitterで漫画家さんが描いた、認知症になった母と子猫のお話「こわれたオフクロと子猫のミイ」が感動の嵐を巻き起こしていました。
(この「嵐」は櫻井くんと小川アナとは関係ないです)(分かってるわい!)
「Togetterまとめ」で読んだほうが、通して読みやすいかもしれません。
→■ 認知症になった母と猫のお話「こわれたオフクロと子猫のミイ」に涙腺崩壊「動物の力ってすごい」 - Togetterまとめ
ちょっとヒマが出来たので、前々から描こうと思っていた認知症になったウチの親の漫画描いた。その? pic.twitter.com/rHNrVjJ5zo
— 山崎浩 てくてく2巻発売中! (@housui03) 2017年2月24日
ああっ1ページ入れ忘れた!その1.5 pic.twitter.com/B3BcgLGo2u
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その2 pic.twitter.com/ZQccoKZoZ2
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その5 pic.twitter.com/8fmFuyIHqk
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こんな立派で素敵な人を壊してしまう認知症の憎らしさ。
そしてお母さんと子猫の日々の愛おしさ……。
涙なくして読めるはずはありません。
だけど、少し気になったのは、この漫画を見た人の反応の中に、
「お年寄りには猫が必要なのか」
「うちのばあちゃんにも猫をあげたほうがいいかな」
「自分もこのようになったら猫を飼わせてもらおう」
といったものがチラホラとあることです。
この漫画家さんの場合は、ご本人も優しい上に、頼りになるお兄さんがいたから良かったのであって、そうでなくて、認知症の人と動物だけでは双方とも気の毒ではないでしょうか。
「さすがアニマルセラピーだー!」なんて手放しで喜んでる人もいましたけど、人間のために動物を使うにしても、その “生命” には責任を持ってもらわにゃ困りますわな。
犬でも猫でも、いったん飼ったら15年から20年くらいの付き合いが始まるわけで、それに耐えられないお年寄りだけとの生活を強いるのはあんまりです。
現に、このような悲劇はあちこちで聞くようになりましたし……。
人を助けてくれた動物を助けられないようでは、人としての名がすたる! すたりまくる! すたりの嵐だ! くらいに思っていきたいものです。
その「嵐」は櫻井くんと小川アナとは別ってことでよろしいか?
2017年02月27日(月曜日)
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