【ラブドール】オリエント工業40周年記念展「今と昔の愛人形」観て触って飲んできた![2/3ページ]
まずは会場内をぐるっと1周してみましょう。
歴代のラブドールたちが並びます。
初めてなんだもん、どうしたってワクワクすっぞ!
これだけラブドールがいますと、一人くらいオリエント工業の社員さんがまざってるかも? なんて疑ってかかりますよ。 なんか水族館みたいなのもある。全裸の子もいる! 2znrだ! 全裸の二人の子が、この中では一番艶めかしかったっすよ。 この手前の茶髪の男性スタッフの背後に、本日唯一、写真撮影してはならない箇所があります。 それは、先月までここで展示されていた篠山紀信氏の写真が2点、展示してある箇所です。撮影禁止なので、どんな作品だったか、僕が類まれなる画才を発揮して描いてみました。
1点はこんな感じ。洗面台に2体のラブドールがいて、1体は洗面台に座っている写真。
実際の写真はこの絵ほどハッキリしてなくて、薄暗い白熱灯のような灯りで全体的にぼんやりとしてます。
もう1点は、1体のラブドールのバストアップなんだけど、ものすっごく暗くてよく見えないもの。(それにしても相変わらず目を見張るほどの画力だね!)
僕はこういうふうにぼんやりとして被写体がよく見えないものや、暗すぎてよく見えない写真がすごく苦手です。
ラブドールをそのまま鮮明に撮ったらエロくなってしまうから、ボカしてアートにしようぜ! っていう魂胆がイヤだ!
そんな魂胆で撮ってるんじゃないでしょうが、そんな魂胆と僕が受け取ってしまう写真ということで。
別に篠山紀信氏を悪く言うつもりはありませぬ。 写真の好き嫌いを言ってるだけです。
こんな意見もありました。
会場の奥に篠山先輩の写真が2枚だけ展示されてましたが、最低のクズでしたね。何で、この2枚なの?ってセレクトです。写真集見る限り、遥かにましな写真が、幾らでもあったんですけど... 冗談抜きにボケてます。世のため、人のために、一刻も早く、先輩はくたばった方がいいですね。
(中略)
しかも、篠山先輩の写真だけ撮影禁止でした。きらびやかな財宝が山盛り並んでる中で、最も価値が無いゴミが一番出張ってるんです。冗談とフンドシはマタにしろって話ですよ。
かなり過激な物言いではありますが、僕も僭越ながら同感であります。
数ある写真の中から選んだ2点がこんなので、しかもそこだけ撮影禁止。
禁止しなくたって、撮りたくもならない写真ですよ。 僕の絵のほうがよっぽどマシ!(←それはない)
ラブドールに高尚ぶった芸術性なんて求めんのですよ。
ひたすら、エロく、優しく、気持ちよく、でございますよ。
芸術性は、このようなラブドールを作り上げる “技術の粋” にあると、僕は思っています。
って、けっきょく篠山紀信氏を悪く言っちゃいましたか? だとすればごめんなさい。
僕はこう見えても篠山紀信氏のことはリスペクトしてるやらしてないやらなんですから。
気を取り直して(何の?)会場をまたぐるりと回りましょう。 場内、ほんと老若男女いろんな方が来ています。おばちゃんなんか、触っちゃいけないラブドールにも平気で触って、注意されても「あら、そうなの!?」で済ますんだから得ですよ。触ったもん勝ちですよ。
一時は全国から集まったラブドールファンで会場内ごった返すことに。 場内で親切に案内なさっていたオリエント工業の女性社員の方がとても美人だったことも付け加えておきます。 壁面に飾られた写真。 写真に写ったのを見ると、ますます本物との違いが分かりづらくなるんだ。 物販コーナー。 「蜜の壷」が売っています。 オリエント工業40周年記念書籍『愛人形 Love Dollの軌跡』も販売中。
さあ、ここからは、ラブドールたちを1体1体しっかり観ていこう
1982年登場の『面影(OMOKAGE)』さん。 1987年登場の『影身(KAGEMI)』さん。
骨格が強化され、特注メイクが施されているそうな。
どうりで、今回の展示の中で一番艶めかしいと感じたわけです。
こちら、椅子ごと回っている、[REAL LOVE DOLL Ange] さとみちゃん。 けっこう好み。 だから、正面を向いてくれるのを待っていたんだ。 こら、オヤジ! わてのさとみに何するだー! 何もなかったかのように、さとみはまた回り続けるのであった。
乳首色にはこの「リアル」と「ナチュラル」があるようで、「ナチュラル」は初々しいピンク系、「リアル」はまさに現実の女性っぽく、ほどよく色素沈着した感じらしい。
「ほどよく」ってのが、自分で言っててどの程度かよく分からんのだけど……。
こちら「飯倉みなみ」ちゃんには、血管メイクまで施されている。お分かりいただけただろうか?
こちら、今日の展示の中で唯一、触ってもいいラブドール、[REAL LOVE DOLL やすらぎ] 望月かおるちゃん。 ちゃんと手を消毒してからね。 ドールとはいえ、いざとなると意外に触れないものだ。その点、女性のほうが堂々と触り放題だった。
僕なんか、そんなに触りたくもない肩なんかを触ってみたりして、ついでみたいなフリをして胸を揉んでみた。
最近、実物を触ってないもんだから比較のしようがないけど、思ったより固い気がした。
もっと触りたかったけど、「別に触りに来たわけじゃないから」みたいな雰囲気をめいっぱい醸し出して切り上げた。もっと触りたい。
触りたいんだよぉ。
開運の尻。 ここには書いてないが、社長によると、四のところで指を入れながら願い事をすると叶うのだそうだ。でも、実際にやった人は、中の感触に夢中になってしまい、願い事するのを忘れる人ばかりだった。
スタッフが指にゴムをはめてくれる。 ゴムを指にはめるだけでも、けっこうな非日常感だと思うんだ。 そして指を挿入してこねくり回す。 となりにはこのフェティッシュアート。(モザイクは当方処理) パーティードールのバニー・さおりちゃん。これは「LOVE DOLL FURNITURE(愛玩人形家具)」といって、特殊な仕掛けがついているものなのだ。
このように、右の乳房を揉んで、左の乳房からワイン(ここではラブジュースと呼ぶ)を出す仕組み。 今日は社長がじきじきにやってくださることとなった。2017年06月14日(水曜日)