がらくたクリップ
2019年02月16日(土曜日)

幻の駅「博物館動物園駅」一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」を見たけれど

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前略

ロマンはアートを駆逐する。

の館長です。

旧博物館動物園駅「アナウサギを追いかけて」
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このページは写真が多いためJavaScriptで表示しています。すみませんがJavaScriptをオンにしてご覧ください。


平成最後の冬。(←辟易しているでしょうが使わせてほしい。平成最後の頼みだ)


この期に及んで好きになってきた言葉は……


第1位:諸行無常
第2位:栄枯盛衰
第3位:盛者必衰
 :
 :
第6位:廃墟巡礼


……です。


そんな僕ですから、「廃止された駅舎が期間限定で一般公開されるぞ!」と聞けば、なにがなんでも行ってみたくなるじゃないですか。

 

京成電鉄「旧博物館動物園駅」の駅舎が廃止後初の一般公開


まず、「博物館動物園駅」という駅があったことをご存知か?

僕は寡聞にして存じませんでした。


鉄道好きならもちろんご存知でしょうけど、そうでない方でも、『こち亀』の愛読者ならご存知かもしれません。

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
こんなふうに登場したことがあるようです。


■ 旧博物館動物園駅|京成電鉄

旧博物館動物園駅|京成電鉄旧博物館動物園駅は、日暮里駅〜上野公園駅(現・京成上野駅)の中間に位置する駅として、1933年12月に開業しました。


1933年12月京成電鉄株式会社の駅として開業。
当時、駅舎の建設予定地が御料地であったため、御前会議での昭和天皇の勅裁を受けての建設となりました。
こうした事情が考慮されてか、駅舎内外の意匠は西洋風の荘厳なつくりとなっています。
開業以後、東京帝室博物館(現・東京国立博物館)や恩賜上野動物園の最寄り駅として利用されてきましたが、利用者の減少により、1997年に営業休止、2004年に廃止となりました。
2018年4月19日(木)付で、鉄道施設として初めて、特に景観上重要な歴史的価値をもつ建造物として「東京都選定歴史建造物」に選定されています。
京成電鉄株式会社では、歴史的価値が認められたことを契機として改修工事を実施し、補修や清掃を行うほか、昨年6月の国立大学法人東京藝術大学との連携協定により、同学の美術学部長でありUENOYES総合プロデューサーの日比野克彦がデザインした出入口扉を新設しました。


【略歴】

1933年12月:博物館動物園駅、開業

1997年04月:博物館動物園駅、営業休止
2004年04月:博物館動物園駅、廃止
2018年04月:旧博物館動物園駅駅舎が東京都選定歴史的建造物に選定
2018年11月23日:廃止後初となる一般公開開始
2018年12月21日:オレさま、ご覧になる。

1997年4月までは営業してたんですから、この駅を利用しようと思えばいくらでもできたのに、あの頃だれも僕を博物館にも動物園にも誘ってくれなかったせいで、一度も行けなかった……(人のせい)


そんな理不尽な怨嗟や身勝手な後悔を払拭できる機会がやってきたかもしれない!

そう思い、僕は上野へと向かったのであります。


旧博物館動物園駅の所在地

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
上野に来たけど「旧博物館動物園駅」の場所がよく分かんなくてちょっと不安になった。

この案内図にも記載しておいてほしい。僕のためだけに記載しておいてほしい。

案内図で言うと「現在地」の「在」のところがちょうど「旧博物館動物園駅」に当たります。


旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
すぐそこに東京藝術大学。こちらも初めて見ました。

“藝術” っぽさにあふれていますなぁ。特に「藝」が。

僕も世が世ならこの門をくぐっていたんだなぁ、と思うと感慨もひとしおだけど、そんな世は絶対に無い!


旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
いつものようにGoogle先生が頼んでもいないのに作ってくれたパノラマ写真。

左から、「旧東京音楽学校奏楽堂」、公衆トイレ、「東京藝術大学」、道を渡って「黒田記念館」、右端が「旧博物館動物園駅」。


旧博物館動物園駅の外観

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
見えました。旧博物館動物園駅です。

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
とりあえずは駅舎の外観を見て回ります。
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
今回はアートイベントが行われているので、中に変なモノ(失礼)が見えますが、その件はのちほど。
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
これが日比野克彦氏デザインによる扉。

きっといろんな意味が込められているのだろう。分かんないけど。


とにかく入場整理券をもらわなくちゃ!

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅の公開と展示「アナウサギを追いかけて」

入場は無料だけど整理券をもらわないと入れません。

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
なんとか整理券をもらうことができた。

僕は平日だからと甘く見て午前11時に行ったのだけど、その時点ですでに15時からのぶんしか無かった。

みんな早すぎだし暇すぎ!(人のこと言うな)

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
しばらくすると「入場整理券配布終了」のお知らせが。

思ってたより人が来る!

思ってたよりみんな暇すぎ!(人のこと言うな)


旧博物館動物園駅 駅舎の中を見てみよう

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」会場見取り図
今回の公開範囲の見取り図。

正面入り口から駅舎に入り、進路を進み、ガラス扉までは行ける。
ガラス扉の先の階段(3)を降りると「きっぷうりば」→改札→ホームへと続くが、残念ながらそれらまでは見ることができない。

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
整理券と引き換えに、この記念入場券がもらえます。
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
京成電鉄のCMソング『グングン京成』の歌詞が書かれています。


僕はこの歌を知らなかったので、歌詞だけを見たとき、今井メロの “メロラップ” にでもインスパイアされたんかと思ったんだけど、京成のほうがずーっと昔に歌われてたようですね。

曲調はあんまり「グングン ズンズン」感がなくて、のんびりゆったりしてるんですね。

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
記念入場券を開くと、このようなアナウサギからのメッセージが。

英語にも対応しているので、異人さんに連れられて行っても大丈夫だ。


おはよう。旧博物館動物園駅!

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
さらに開くと、「上野公園に住まう、ある一羽のアナウサギと老婆について」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
ホールを抜けて、階段を降ります。
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
「階段(1)」の上から階下を見下ろしたところ。
踊り場には今回はプロジェクターが置かれている。(プロジェクターを操作しているのは案内人のアナウサギ)
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」会場見取り図
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
階段(2)まで降りきったところから入り口を見上げた様子。
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
階段(2)を降りた突き当たりには切符売場の名残りが3箇所。
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
営業当時はこのような切符売場だったそうな。

できることなら、このままの姿で残してほしかったな。

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
トイレの名残り。
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」会場見取り図
切符売場跡の右の突き当たりにトイレ扉の跡がある。
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
トイレ扉の横には「電灯分電盤」と非常ベル。
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
階段から、切符売場跡〜トイレ扉跡を見渡したところ。
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
切符売場跡からガラス扉までのパノラマ写真(by Google先生)。
要するにこの写真で見える範囲が、今回の一般公開エリアだ。
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」会場見取り図
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
切符売場跡の横から階段方向を見渡したところ。
要するに、先ほどの写真の反対側から見た一般公開エリアということになる。
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
トイレ扉跡の前から階段方向を見渡した一般公開エリア。

こうしてみると分かるように、今回の一般公開エリアはきわめて狭い範囲だ。

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
ガラス扉まで来ました。進めるのはここまで。

今回のイベントの企画の一つとして、来場者によってビッシリと書かれた寄せ書き。

その、わずかな隙間からガラス扉の向こうを覗きますと……

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
見えました。「きっぷうりば」と改札の跡。
さらに右に進むとホームがあるわけです。
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
奥はこのようになっているようです。
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
これは営業休止直前(1997年3月23日)の様子だそう。


やっぱり、かえすがえすも、改札やホームまで見たかったなぁ。


当時の落書きはあえてそのままに

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
一般公開に際してのリニューアル工事では、汚れを落としたりタイルを補修するなど安全性を確保する一方で、壁に残った落書きなどはあえて消さなかったそうです。

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
「最近のお気に入り『でっかい口』」
……知るかっ。

カップルの「ずっと一緒」みたいな落書きは、消してやれば良かったのにぃ。
てか、僕が係なら消してる!(根性、ことのほか悪し!)

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
公共物への落書きってのは、たとえバンクシーでもいけないことだけど、ちょっといいこと書いてあったり、なんか可愛かったりすると、まぁ、悪い気はしないよね。

あと、バンクシーは僕の私物に落書きしてくんないかな。

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
「この駅を」と書き足したのはちょっとナイスだね!


「ゾウやペンギンたちを……」とあるのは……

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
地下ホームの壁にはこのようにペンギンとゾウの壁画があったため、その壁画を案じてのことではないかと思われます。

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
駅の再開を望むような落書きは、たかが落書きといえども、なんだかレガシーっぽくなってくるね。

僕もちょっと気の利いたこと書いとけば良かったよ。(駅の存在さえ知らなかったくせに)

 


アナウサギを追いかけて
今回の一般公開に伴うアートイベントを見てみよう

■ 旧博物館動物園駅「アナウサギを追いかけて」 | UENOYES(ウエノイエス)

旧博物館動物園駅「アナウサギを追いかけて」 | UENOYES(ウエノイエス)本作は上野でのリサーチを基にした物語を読み解きながら鑑賞するインスタレーションです。
演出家の羊屋白玉は、国立科学博物館と恩賜上野動物園、京成電鉄株式会社の方々の声を集めてオリジナルストーリーを書き下ろし、舞台美術を手がけるサカタアキコが空間を構成しました。

地面に頭を埋めた巨大なアナウサギのオブジェがお出迎え

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
扉の内側には、地面に刺さった巨大なアナウサギがいます。

旧博物館動物園駅の改札が地下にあることから、土を掘って巣穴をつくる習性を持つアナウサギをモチーフとしたそうです。

だからってなにも突き刺さんでも……。ウサギが不憫でならない。

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
ほら、白目むいてんじゃん。ツラいんだよ。

ウサギが不憫でならない。

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
ドーム型天井がとても素敵。

いっぽう、スケキヨ状態のウサギが不憫でならない。

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
天井から地面まで。

この荘厳な造りは、やはり一見の価値があるけど、ウサギが不憫でならない。


中の展示を見ていこう

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
巨大逆さアナウサギのいるホールを抜け、階段を降りて中の展示を見ていきます。

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
博物館動物園駅の歴史が分かる昔の写真をスライド上映しています。
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
プロジェクターにはネズミがいっぱい。最初見たときはギョッとしたよ。
中に1匹くらい本物がいたっておかしくない。

てか、僕が係なら混ぜとくよ。(混ぜるな危険!)

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
台の上には京成電鉄マスコットキャラクターの京成パンダが。
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
パフォーマーによるガイドツアー「触れる鑑賞ツアー」ご一行様がいらした。
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
このツアーは事前予約が必要で、僕が気づいたときにはすでに全日程が定員に達していたのであきらめた。

みんな早すぎだし暇すぎ!(人のこと言うな)


でも、ちゃっかり、ツアーの一員のフリをして混ざってみたよ。

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
椅子とキノコと散乱したフォーク。

どっかの博士みたいなお客さんが「失われたものの再生」について書かれた本を紐解いていたよ。

椅子の意味も、キノコとフォークの意味も、またそれらが散乱している意味も、僕にはさっぱりさ。

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
キノコたちの “かごめかごめ”。
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
これは「あみぐるみ」ってやつなのかな?
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
椅子の後ろにはヴァイオリンが。

高嶋ちさ子のヴァイオリンなら真っ二つにしてやるのに!(ゲーム機の恨み)

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
ぐるっと展示を見ていこう。

真ん中でケースに入れられているのがホァンホァンの頭蓋骨だよ。

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」会場見取り図

3Dプリントレプリカの骨格標本とホァンホァンの頭蓋骨

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
国立科学博物館・動物研究部 支援研究員理学博士(長いよ)である森健人氏が制作した3Dプリントレプリカの骨格標本。

博物館の収蔵庫的なイメージを再現するため、ラベルを付けている。

例えばこれだと、登録年が2017年、学名がElephas maximus、和名がアジアゾウ、動物園にいたメスで愛称「ハナコ」というゾウの30%大のレプリカということが読み取れる。

そして、骨格標本を置いてある台が、その動物の外観を模して作られている。

さらに、台の下にはその動物が排泄するウンコレプリカまである。

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
このホァンホァンの骨格標本はレプリカ。

ウンコは笹団子のようだ。

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
お手洗いマークの前に置かれたヒト。
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
ヒトのウンコはなんだか生々しくてイヤだ。

1個くらい本物のウンコが混ざっていてもおかしくない。

てか、僕が係なら混ぜとくよ。

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
博物館動物園駅が営業を停止した1997年は、奇しくもジャイアントパンダのホァンホァンが亡くなった年でもある。

そこで今回、ふだんは公開されていないホァンホァンの頭蓋骨(これだけはレプリカでなく本物)が中央に展示されることとなった。

歴代パンダの中でもホァンホァンは、一番の “お母さんパンダ” として僕の中では強く印象に残っている。

「こんな骨になっちゃったのかぁ」という切なさとともに、「本当にお疲れさまでした」という労いの気持ちが湧いてきた。

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
3Dプリントレプリカ骨格標本を作った、国立科学博物館研究員・森健人氏による説明。
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
アナウサギ人間が迫ってくると、そこそこ怖い。
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
アナウサギ、ヴァイオリンを弾きはじめた。

ちさ子のヴァイオリンじゃなかったようだ。
良かった、真っ二つにしなくて。

でも、ちさ子のヴァイオリンのほうがはるかに高いと思う。

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
例のガラス扉に皆さん思い思いのコメントやイラストを書いていく。
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
イラストはパンダとペンギンとウサギが多いかな?

コメントはやはり、ホームまで行きたいという声が多い。

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
なぜかチーバくん。 千葉県からいらしたのね。
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
「いちばんパンダらしくないパンダ大賞」をこのパンダにあげたい。

パンダの上には、ウサギ年にもイノシシ年にも使えそうな好都合な動物のイラスト。

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
京都から来たこの方には、どなたかが整理券を譲ってあげたようだ。
なんて素晴らしい方なんだ。
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
おおっ!
通はこの駅のことを “博動” と呼ぶんですね!
僕も今日から使わせてもらおう。博動。

博動。


さあ、ご一緒に、

博動!

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
『こち亀』で読んだという人も多いんだろうなー。
旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
このイラスト、いいなぁ。

平成9年3月28日の切符は、この駅の休業の3日前のだ。

大事にとってあるのかな。

見終わって……


まことに恥ずかしながら……。

僕にはほんと、アートってものが理解できないようで。


“地下にある駅だから、アナウサギ”

“駅の休業の年に亡くなったから、ホァンホァン”


……ってことしか脳が正常に処理できませんでした。


レプリカの骨格標本とかキノコとかウンコとかちさ子とか並べられても、ほんと申し訳ないけど僕にはまったく情動がカモンヌしなかったわけです。

それより、ずーっと、ガラス扉の向こうの「きっぷうりば」や見ることができないホームに思いを馳せていました。

ガラス扉に張りついて見ているその姿は、あたかもショーウィンドウの向こう側のトランペットを見つめる黒人少年のようだったでしょう。

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」
(ヤングには到底分からないたとえ話をしてしまいました/参考YouTube:https://youtu.be/2hg_vmYRjKw


無料だから多くは望みません。望めません。

でも、だったら有料でもいいから、もうちょっと駅の中を見てみたい。

この駅の場合、駅舎そのものだけでアートとして成立してないですか?

そこにまた別のアートを持ち込まなくてもいいんじゃないか? などと思ったり……。


アートのなんたるかを分かりもしない僕がこんなことを言うのは、アーティストはじめ関係各位にはたいへん失礼かとは存じます。(ちさ子にも)

とはいえ、僕が書く僕の感想には僕の本音を僕の姿勢で書かなきゃ意味がないわけでして、そのへんは持ちつ持たれつということでお願いします。
全然、持ちも持たれもしないんですけど。


いや、よしんば僕にアートを解する感性があったとしても、今回ばかりは廃駅というものへのロマンが強すぎて、僕の気持ちの中からはアートが駆逐されてしまったことに変わりはないと思います。


先ほどは「有料でもいいから駅の中を見たい」と言いましたが、おそらく安全上の問題などから、どんなにお金を積んでも(積むほど無い)、もう中へは入れてもらえないのでしょう。

そう考えると余計に駅への思いが強くなるばかり……。

旧博物館動物園駅一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」

高価なトランペットでも、ジャックスのクレジットならなんとか手に入れることができます。

でも、博物館動物園駅の中を見ることは、ジャックスのクレジットといえども叶わないのです。


僕は今回、なんだかんだで、ジャックスの限界を知ることとなったのでした。

ひで爺
いつの間にかジャックスへの風評被害だな。


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投稿者:館長 | 幻の駅「博物館動物園駅」一般公開イベント「アナウサギを追いかけて」を見たけれど
2019年02月16日(土曜日)
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