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アメトーーク『カメラかじってる芸人』の小籔千豊の品川イジリはそこまでヒドかったか?
前略
小田和正の「たしかなこと」を流しながら見ると、どんな写真でも必ずいい写真に見えるぞ!
の館長です。
そう、それこそが、“たしかなこと”。
さてところで……。
「アメトーーク」は観てますか?
「◯◯芸人」のシリーズは、ハマると猛烈に面白く、そうでないととことんつまらなくなってしまいますが、とりあえず観てみることにしてます。
「アメトーーク」の「ー」は、1本が30分を表しているということを、知らなかった人は今日ここで覚えて帰ってくださいね。
通常1時間番組のときは「アメトーーク」。
2時間特番になると「アメトーーーーク」というように、この理屈を知っていれば、番組名を見ただけで何時間番組かが分かるようになりますから、とても便利ですね!
例えば、いつぞやの この特番のとき なんかですと、4時間40分スペシャルなので、「ー」が9本と、短い「-」が1本という芸の細かいことをしております。
以上、職場で学校ですぐに役立つ「アメトーーク」豆知識でした。
終わり。
終わらん。
話がそれまくったです。
今日はそんな話をしにはるばる小豆島から来たわけじゃない!(来てないし。ビッグダディじゃあるまいし)
先日の「アメトーーク《カメラかじってる芸人》」はご覧になりましたか? ということですのよ。
放送後のネット上を見てみましたら、普段ここまで熱く賛否両論にはならないでしょうに、今回はやけにあちこちで放送内容についての(いや、ほとんど小籔千豊の品川祐へのイジリに対しての、ですが)賛否が取り沙汰されています。
僕の感触では、若干、「否」のほうが多い印象。
■ 小籔、劇団ひとり、よゐこ有野、前田健ら「カメラかじってる芸人」が大集合!『アメトーーク!』
今夜(2月14日)の放送では、一眼レフカメラを持っているけれど、まだまだプロみたいな写真は撮れない「カメラかじってる芸人」たちが大集合。小籔千豊、劇団ひとり、ユウキロックらが自分たちの“愛機”を持参して、カメラの楽しさや魅力を伝える!
小籔に対して怒っている例としてはこちらのブログ→■ 〔アメトーーク!〕「カメラかじってる芸人」に出た「カメラいきってる芸人」小籔千豊って何様?!
かなり怒っています。
なんやねん、この小籔千豊、 半分演出にしても、なんでこんな偉そうやねん?! 放送にのってる部分でさえこれならば、 収録では、さぞ酷かった事だろう。
小籔千豊みたいなカスにテレビでカメラ自慢なんかして欲しくない。 もう二度とメディアでカメラのついて偉そうに垂れるな!ボケっ!!
とにかく今回、リーダーの小籔が一貫して言ってたのが、これ。
たぶん、「イキる」というのは「いきがる」とか「カッコつける」という意味と思われます。
小籔から見ると、品川なんかは「イキってる」ヤツの代表みたいなもののようです。
機材も品川のは完全に「イキってる」とのこと。
素人が買うレンズじゃない!!
番組ではここで、自身も2台の一眼レフカメラを持つ(でも使ってない)というトリンドル玲奈が登場。
みんなで一斉にトリンドルを撮りんどる。
番組は進み、それぞれが持ち寄った「ベストショット」を披露することに。
まず、品川。
子供の写真。
キャノンさんの技術力です。
品川としては落ち度は何個かあるんですけど、あえてここでは言いません。
これはあの機材だけ持ってあの赤ちゃんのところに行けば、皆さんもっといいのが撮れてると思いますし、一眼レフさえ持ちゃ、あれ撮れます。
品川、ケチョンケチョン。
続いて、ユウキロック。
仲間やから、あんまりボロカス言いたくないんですけど、これは、はっきり言うたら、もう、カスの写真ですねぇ。
彼女と「いいの撮れたね〜」言ってるならいいです。
ただ、大衆の前にベストショットと言って出す。
擦られ倒したこの手法。ただのマネ!
これまたケチョンケチョン。
続いて、有野晋哉(よゐこ)。
小籔いわく、
300mmレンズのありがたさ、ほんとにキヤノンさんに頭下げたいと思いますね。
あくまでもキヤノンの技術力。
お次は、山田與志(COWCOW)
ブラマヨを撮影。
これの手柄と言えば、與志は常にカメラを持ってるというところ、それだけです、これは。
どこにどういうポイントこだわったとこありますか? 何も無いはずです。
あったら言うてみ、たぶん無いでしょ。
だったら黙っといてください。
まぁ、ケチョンケチョン。
続いて、前田健。
甥っ子を撮影。
これほんと素晴らしいですよ。
やっぱりご家族との思い出、これは今見たらそんなに良くないかも分かりません。
でも何十年か後にこれ見たとき、甥っ子さんと一緒に見たとき、すごくグッとくるはずです。
時間を切り取る、光を切り取るものですから、写真は。
なぜか今回、小籔はマエケンには激アマ。
続いて、劇団ひとり。
新婚旅行のときのワンショット。
やっぱり、こういう、思い出、時間を切り取るものなので、これは今まで出た写真の中でいちばんいいです。
劇団ひとりに最高評価。
決して「結果」で決めてるわけではないようだ。
ここまでハードルを上げた小籔の、自身のベストショットは……?
ここでみんなが品川に「何か言ってやれよー」と言うが品川は何も言わず……。
「なんで言わないんだよ?」と問い詰められた品川は、
「だって……いいんだもん」
と一言。
このへんを見れば、小籔も品川も納得づくで「イジリ」「イジラレ」をやってるだけだというのは分かると思うんですがね。
小籔の「イジリ」は、素人の女子にまで及びます。
カメラぶら下げて町歩いてるベレー帽斜めにかぶったような女、山ほどいてますやんか。
そんなやつがだいたい撮ってるのんて、空か、ネコ、犬、おしゃれなカフェのカプチーノ上から、絶対これです。
あと、あの、ちっちゃいサボテンね。
これには一同大爆笑。
空も犬も猫も撮っちゃダメと言われて、トリンドルが、
「じゃあ、逆に、何から始めたらいいんですか?」
と質問。
すかさず小籔は、
家族、おじいさん、おばあさん、いつ死ぬかわかりません。
30年後それ見たら泣きますよ。
僕はなんかこの言葉で救われた気がしました。
この一言だけで、ここまで小籔がどんなに悪態つこうとイジろうと、全部チャラでした。
チャラって言っても浅野忠信の元妻じゃないよ。そういう話はまた今度。
そんなこんなで、僕は小籔も品川もどちらも元々好きなわけではないけれど、今回の放送ではどちらも良かったと思いますよ。
小籔の芸風を不快に思う人はいて当然ですけど、今回、もし小籔がいなかったら、なんか恐ろしく「なあなあ」な回になっていたんじゃないかと。
それこそみんなして互いの「ベストショット」を褒め合ったり、苦労話に花を咲かせたり……(そのほうがいいという人がいてもこれまた当然ですが)
テーマが「かじってる」だけに、ほんとに全員が「かじってる」だけのメンバーだったら、甘々になっちゃいませんかね?
その甘々の中で、苦く濃いエスプレッソな役割を小籔が担ってくれて、僕はとても楽しめました。
こちらのブログの→■ 2013-02-16 -「アメトーーク」小籔VS.品川を見て思ったこと
この部分には大いに同意。小籔は、品川に釘を刺すのと同時に、「カメラを手にしてイキってる(調子に乗ってる)人を全力で叩き潰す」という、大きなボケを演じていたのだと思う。そのことによって自分の好感度が下がるのも構わずに。
芸人が出る、芸人の番組ですもんね。
番組の最後に、雨上がり蛍原がトリンドルに、
「どうです? これから始める? カメラ?」
と言うと、トリンドル、
はい、始めます!
続いて品川に、
「対して、品川はこれからどうしましょうか?」
と聞くと、
「カメラ、少し休む芸人」になります。
小籔は自分の好感度と引き換えに、品川の好感度を随分と上げたと思いますよ。
……と、まぁ、僕まで今回の「アメトーーク」には熱くなってしまいましたが、自分で気づいたことがありました。
僕は「カメラ」ではなく、「写真」が好きなんだ、と。
一眼レフデジカメも持ってはいますが、使ったことありません。
十数年間ずっと、今は亡きSANYOの「Xacti」オンリーです。
カメラやレンズはいいものでなくてもいいけれど、写真は自分でいいと思えるものを撮りたい……。
もっとも、ある程度は機材の良さと写真の良さは比例するのでしょうけど、それを「腕」で補ってこそ、プロの写真家ってもんでしょう。
プロじゃないし。写真家でもないし。
今日も「Xacti」持って街に繰り出しますよ!
考えてみれば、僕がいちばん「イキってない」芸人ですね!
芸人でもないし。
■ アメトーークで小籔にボロカス言われたユウキロックが小籔を批判。|【がらくたチップス】
当日の出演者の一人で、やはり小籔にボロカス言われていた「ハリガネロック」のユウキロックが、自分のブログで小籔に対しての批判めいたことを書いておりました。―― へのコメント。