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【国民栄誉賞】長嶋茂雄・松井秀喜両氏に。涙と笑いの名場面。
前略
国民栄誉賞を受賞したかどうかは、家に帰って風呂に入るまでわかりません。
の館長です。
長嶋さん、松井選手(あえて今日は「選手」のままで)、
国民栄誉賞受賞、おめでとうございました。
気がついたら、「巨人軍は永久に不滅です」になってました。
特にジャイアンツのファンだったということもなかったですし。
それでも長嶋さんのことはずっと好きなまま今日に至っています。
世代とか業界とかいろんな垣根も越えてしまう魅力が備わっているんでしょうね。
その独特の言い回しや、今で言う「天然ボケ」的で天真爛漫なキャラクターもみんなに愛されてきた理由ですよね。
国民栄誉賞表彰式
「国民栄誉賞をいただきまして、本当にありがとうございます。松井くんも一緒にもらったとあって非常にうれしく、ありがたく御礼申し上げます。ファンの皆さま、本当にありがとうございます。よろしくお願いしまーす」
でも「よろしくお願いしまーす」のところがいかにもミスターっぽくて微笑ましかった。
私はこの賞をいただき、たいへんたいへん光栄ではありますが、同じくらいの気持ちで、恐縮もしております。
私は、王さんのようにホームランで、衣笠さんのように連続試合出場で、何か世界記録を作れたわけではありません。
長嶋監督の現役時代のように、日本中のファンの方々を、熱狂させるほどのプレーができたわけではありません。
僕が誇れることは日米の素晴らしいチームでプレーし、素晴らしい指導者の方々、チームメート、そして素晴らしいファンに恵まれたことです。
国民栄誉賞の話が出て以降、いろいろ言われたんでしょうね。ほとんど悪い意味のことばかり。
そのあたりが、このスピーチにはありありと出ているように感じました。
「光栄な気持ちと同じくらい、恐縮もしている」なんて、国民栄誉賞に値する人物に恐縮させるようなことしちゃって、こちらが恐縮してしまいました。
正直なところ、最初にこのお二人に受賞の話が出たとき、僕も「え? 松井も?」という思いは湧きました。ごめんなさい。
でも、今日の表彰式を見てはっきりと「松井も受賞して良かった」と思いました。心から。
やはり受賞するだけの傑物です。
そして……。
印象的だったのは、長嶋さんのスピーチの直後の原監督の表情と仕草。
なんとも言えない表情。
長嶋さんの元気な頃を身近で見ていた人にしか分からない思いがこみ上げていたように感じました。
切なさとかやるせなさとか安堵とか……。
どれほどの思いが巡っていたのか、察するに余りあります。
※クリックで拡大
勢揃い。
※クリックで拡大
長嶋さんの表彰状。
※クリックで拡大
松井選手の表彰状。
さて、表彰式は万感胸に迫るものがあって泣けてばかりでしたが、うって変わって始球式はなんだかとても笑えました。
(ほとんどは原監督のせいだけど……笑)
どうしたんでしょう、この動きは。
あと、終わったあとも……
ほんっとに原監督は和ませてくれるわ〜。(ご本人にそのつもりは無いでしょうけど)
それはそうと、長嶋さんのスイング、
僕は、実際に今日の表彰式を見るまでは、今回の国民栄誉賞に対してどこか斜に構えた見方をしていたところがありました。
でも今は違って、本当にこのお二人が受賞して良かったと思います。
長嶋さんには、これをまた、いわゆるひとつの励みとしていただいて、もっともっと元気を回復してくださることをお祈りします。
改めまして、長嶋さん、松井選手、おめでとうございました。
そして原監督、ともすれば湿っぽくなりがちだった僕の気持ちを、体を張って和ませてくださって、ありがとうございました!
だから、本人にそのつもりは無いって。
―― へのコメント。