ここは2020年までの倉庫とします。
新しいブログは下記です。どうかひとつよろしくお願いします。
『がらくたチップス』
https://garakuta-chips.com
(変なこと書いてるブログ)
『がらくたクリップ』
http://garakuta-clip.com
(変な画像が中心のブログ)
一生一度は来てくれや♪(古いな)
ついでに画像ネタブログ「がらくたクリップ」も見てくださると僕と妻が喜びますよ。妻いないけど
恋ひたる辻占煎餅 - AKB48 恋するフォーチュンクッキー平安ver.がステキ!
前略
おっさんだけど……「恋チュン」は好きだッ!!
の館長です。
AKB48はちょっと苦手だけど、「恋チュン」こと「恋するフォーチュンクッキー」は好き! という声はよく耳にします。
僕もその一人。
昨年は、個人はもとより、多くの企業から自治体まで、この曲に合わせて踊る動画が作成・公開され話題になりましたが、そうしたくなる気持ちがよく分かります。
僕だって老体が許せば踊りたかった……(とか言ってカラオケで踊ったけど)
僕自身、なぜこの曲だけ格別に好きなのかを考えてみたところ、歌の一人称が女の子である「私」だからではないか、という結論に達しました。
AKBの歌って、たいていの一人称は「ぼく」じゃないですか。(僕の知る限り)
わざと男子目線で歌って“女の子女の子”したところを過剰に出さない――という秋元康の戦略だと、僕は勝手に思っているのですが、やっぱりね、せっかく若い女の子がおおぜいで歌うんだから、僕は「女の子」として歌ってほしいんですよ。
それがやっと実現したのがこの曲、「恋するフォーチュンクッキー」だったから、ひときわ好きになったのではないかという自己分析であります。
もちろん、アルバムなど聴けばたくさんあるのかもしれませんが、あくまでも僕くらいのオヤジが聴く範囲での話です。
さて、そんな「恋チュン」ですが、先日来、「AKB48が平安歌人だったときの歌詞」が話題になっています。
さらには、動画までアップされていました。
汝がことを恋ふれども
妾に絶へて興もなし
幾度目かの失恋の備へ
あ!は!れ!
あたり見ゆれば数多なる
らうたき姫がさぶらへば
すくすくしき花は目に留まらじ
あ!は!れ!
昼餉の間流れる管弦
つれづれに聴きはべれば
知らぬ間に音価に合せ
つま先より動き出す
止むかたなし今し思ひ
来たれ 来たれ 来たれ 来たれ 童
占ひてよ
恋ひたる辻占煎餅!
行く末
さほどわろくあらじ
や!や!や!
幸ひ呼ぶには
笑まひを見するのみ
心の辻占煎餅
運勢
けふよりもよくせよ
や!や!や!
や!や!や!
浮世捨つべきものにもあらじ
ややと驚く奇特が生ず
汝といづこか相思ふるけしき
恋ひたる辻占煎餅 - AKB48 恋するフォーチュンクッキー平安ver 初音ミク
カモン カモン カモン カモン ベイビー
=来たれ 来たれ 来たれ 来たれ 童
これには笑いました。
そして、「フォーチュンクッキー」が「辻占煎餅」から派生したものだった、ということも知らなかった浅学を恥じております。
江戸時代には、辻に子供が立って御籤(これも一種の占いである)を売るようになり、これも辻占と呼んだ。
前述の辻占とは独立に発生したもので、直接の関係はない。さらに、辻占で売られるような御籤を煎餅に入れた辻占煎餅(フォーチュン・クッキーはここから派生したもの)が作られ、これのことも辻占と呼んだ。
ん? でも、あれか、
「辻占煎餅」自体は江戸時代にできたのだとすると、平安歌人は歌えないのか……?
こまけえこと言ってるヤツぁ、バッドフォーチュンだ!
―― へのコメント。