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「虫キモい!」ジャポニカ学習帳の表紙から昆虫消えた 一部の教師・親からのクレームで
ジャポニカ学習帳から昆虫が消えた
■ ジャポニカ学習帳から昆虫が消えた 教師ら「不快」→苦渋の決断 - withnews(ウィズニュース)
1970年の発売以来、累計12億冊を販売した「ジャポニカ学習帳」。表紙にカブトムシなどの大きな写真が入っているのが特徴でしたが、2年前から昆虫の写真を使うのをやめていたことが分かりました。きっかけは、教師や親から寄せられた「気持ち悪い」という声だったといいます。 ...2年前、2012年にすでに昆虫写真が消えていたんですね。1970年の発売以来、累計12億冊を販売した「ジャポニカ学習帳」。表紙にカブトムシなどの大きな写真が入っているのが特徴でしたが、2年前から昆虫の写真を使うのをやめていたことが分かりました。きっかけは、教師や親から寄せられた「気持ち悪い」という声だったといいます。
36年も前から、1人のカメラマンが撮ってきたとは知りませんでした。そんなジャポニカ学習帳の特徴の一つが、表紙を飾る写真です。1978年以降、カメラマンの山口進さんが撮影したものが使われています。
虫が嫌い、怖い、という子がいるのは分かりますし、無理強いしてはいけないとも思います。ところが、2012年から表紙の写真に昆虫は使われていません。こんな意見が寄せられたのがきっかけでした。
「娘が昆虫写真が嫌でノートを持てないと言っている」
「授業で使うとき、表紙だと閉じることもできないので困る」
保護者だけではなく、教師からも同じような声が上がったそう。
でも、教師までもがそうなんですか。
人には苦手なものがあり、それは人それぞれ違うでしょう。
僕は虫は好きですが、たとえばイチゴの “どアップ” は苦手です。
もし、イチゴの “どアップ写真” が表紙に使われたら、僕は降参です。許してください。
ですが、たとえそうなったとしても、みんながイヤじゃないのなら、僕は我慢しますよ。
自分が苦手なものをとにかくすべて排除しようという考えはイカンと思うのです。
僕だったら、苦手なイチゴどアップ写真の上に、自分の好きな写真でも貼ってしのぎます。
また、そういうことを許容する学校であってほしいですし。
「嫌いだから、消えてくれ」ではなく、嫌いなら、自分なりの対処をさせたらいいんじゃないでしょうか。
最近多いと感じるのが、全体で見たらごく少数の意見やクレームであるにもかかわらず、それがまかり通ることです。こうした声は10年ほど前から寄せられたといいます。それほど多くはなかったそうですが、ショウワノートは昆虫写真を使わないことに決めました。
もちろん、安易に多数決で決めろなどとは言いませんが、ノイジー・マイノリティばかりが自分の思い通りになるような世の中ってのも、どうなんですか。
「言ったもん勝ち」を認めてたら、収拾つかなくなりませんかね。
虫が苦手な人が増えているということは最近よく聞きますし、そういう実感もあります。
虫が苦手な親に育てられれば、子供も苦手になるでしょう。
前述のとおり、人それぞれの苦手なものを無理強いするのは良くないし、もし、昆虫写真のジャポニカ学習帳を強制したら、
「ジャポニカ・ハラスメント(通称:ジャポハラ)」
とか言われて社会問題にもなりかねません。
でも僕は、虫嫌いな子供が増えるのは悲しいです。
僕に友だちが1人もいないとき、虫たちが友だちでした。
やなせたかし先生だって言ってた。
ミミズだって オケラだって
アメンボだって
みんな みんな生きているんだ
友だちなんだ
それに、結婚式で新郎が照れてしまっていると、虫たちが「チューしちゃえよ!」って言ってくれたものですし、てんとう虫だってわざわざサンバを踊ってくれたものです。
(チェリッシュ てんとう虫のサンバ 歌詞)
「こんなに小さいのに生きている!」と感動したり、時に死なせてしまって「死んだらもう動かない」を痛感したり……。
虫を愛でるということも、人には大事なことではないかと、今回の一件で改めて思った次第であります。
ご成虫 ご清聴、ありがとうございました。
―― へのコメント。