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2015年07月04日(土曜日)

マサイ族に嫁いだ日本人女性の赤裸々な話が興味深すぎた[後編]

前略

前編あっての後編です。

の館長です。

マサイ族に嫁いだ日本人女性の赤裸々な話[後編]


そんなわけで前編はこちらです。

■ マサイ族に嫁いだ日本人女性の赤裸々な話が興味深すぎた[前編]|【がらくたチップス】

マサイ族に嫁いだ日本人女性の赤裸々な話先日放送された『クレイジージャーニー | TBSテレビ』の「マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界」をようやく見終わりました。

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マサイ族に嫁いだ日本人女性の永松真紀さんが語る、結婚初夜から男女の割礼、夫婦生活まで

マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
永松さんがマサイに嫁いでビックリしたこと。


(1) 結婚初夜、旦那の親友に…
(2) 戦士時代は異常にモテモテ
(3) 男も女も基本「割礼」
(4) 男女は全て別行動
(5) 夜の夫婦生活


……の5本です。

(1) 結婚初夜、旦那の親友に…
マサイの男は妻を親友と共有する

マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
マサイの男にとって親友はとても大事。 その親友と、妻を共有するというのがマサイでは当たり前のこと。


ただ、最近ではこの習慣はなくなってきているという。

永松さんは夫に「無理しなくていいよ」と言われたので「じゃあやめときます」と答えた。

マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
マサイでは大切なお客さんが来たときにも「妻」でもてなす。
マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
いずれにしても女性に決める権利があるので、断ってもいいようだ。
マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
永松さんは夫の親友とのことは断ってしまったが、親友もけっこうイケメンなので、もったいないことしたかな、とは思ったそう。

永松さんの“イケメン感覚”がよう分からん(笑)。

マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
親友への“差し出し”を受け入れた場合は、みなコンドーム無しで行うため、誰の子供か分からないということは起こりうる。
マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
でも、他の夫人の子供であっても、“自分の子供”。

 

 

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(2) 戦士時代は異常にモテモテ
ガールフレンドは10歳前後

マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
戦士時代の男はモテモテで、女の子をはべらせているが、その年齢は10歳前後。初潮が始まる前。

この「ガールフレンド」は夜のお供もする。

マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
少女たちにとっては、戦士といることがステータスなので、自分たちから進んで行く。
マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
初潮が始まると「お嫁さんに行く準備をしなくちゃね」ということになるが……
マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
それまでは恋愛は自由。

つまり、妊娠のおそれが無いうちに自由恋愛を楽しむ、ということのようだ。

マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
戦士なら誰もがモテるというわけではなく、ライオンを殺したことのない戦士は不人気。
マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
男らしさの象徴は「ライオン殺し」。
マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
ライオン狩りにはグループで出かけるが、みんなでヤリを投げ、一番目と二番目に刺さったヤリを投げた者だけが「ライオン狩りをした」と認められる。
マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
そしてライオン狩りにおいて死者が出てしまった場合には、そのライオン狩りは「ノーカウント」になる。

 

 

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(3) 男も女も基本「割礼」
  男は割礼して “スペシャルギア” に!

マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
男は包皮を切り、女は先っぽをちょこっと切る。

マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
割礼をしないと結婚できない。

永松さんが「私もしなくちゃいけないか?」と聞いたら、「あなたは日本人だからいいですよ」と言われたそう。

マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
男の場合は、13,4歳くらいになると……
マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
自分で覚悟を決めて「そろそろ切ってほしい」と思ったらお父さんに言う。
時期が特に決まっているわけではないので、早々に覚悟を決めて切る子もいれば、なかなか勇気が出せず遅れる子もいるという。
マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
マサイの場合は単純に皮を切り落とすのではなく、縦に切れ目を入れて、皮をくるくるっと下の方に巻き、キュッキュッとまとめて、下の部分に皮で突起物を作る。(永松さんの手つき参照(笑) )
マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
その突起物の形には地域差があるらしく……
マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
他の民族からは、「マサイはスペシャルギアを持ってるんだぜ」と言われる。

893の人などが真珠を埋め込むみたいなものなんですな、きっと。

 

 

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(4) 男女は全て別行動
遊牧民だから仕方がない

マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
夫婦でも男女はまったく別行動。
マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
食事すらも男女別。

ただ、永松さんのところでは、永松さんが日本人だからということで、夫は気を遣ってよく一緒にいてくれるそう。

マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
家は女性の持ち物とされていて、第一夫人の家、第二夫人の家、というようにそれぞれ女性が作る。

永松さんの家は他のマサイの家と違っているが、それも「君はマサイじゃないから、君の住みやすいようにしなさい」と。


マサイの男は牛を連れてサバンナを遊牧する。
干ばつになると近くに草が無くなるので、草を求めて2〜3ヶ月帰ってこないということも多々ある。

したがって、普段から男女が別行動になるのは仕方がないところではある、という。

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(5) 夜の夫婦生活
  マサイならではの考え方

マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
夫婦生活は、子孫を残すためのもの。

マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
露出が多い人は、下品に見られたり、貧乏で服が買えないかわいそうな子だと思われるだけ。
マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
セクシーという感覚がない。
マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
基本的に服は脱がず、時間も短く淡白な夜の営み。

マサイのソレは “スペシャルギア” だし、彼のモノを見たいと思って「見せて」と言ったら「そんなもの人に見せるものじゃない!」と一喝。

触らせてもらおうとしても、「触るな」と。


「見せて」とか「触らせて」とか、永松さんもなかなかのやり手だ(笑)!

マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
夫婦生活が短く淡白と聞いて、「楽しむっていう感じの時間は……無いんですか?」と小池栄子。

「無いですね。あっという間に終わるっていう感じ……」と永松さん。

マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
それを聞き「ちょっと寂しい……」と小池栄子。

はからずも、小池栄子が夜の営みをエンジョイしていることが明らかになってしまった。

「◯ーメン大好き小池さん」じゃないかっ!


小池の旦那の坂田亘が羨ましい。妬ましい。憎たらしい。


余談だが、小池栄子は視力が2.5ほどもある(カンブリア宮殿2007年8月13日放送より)。

今回のマサイの番組にうってつけだ。(うってつけか?)

マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
結婚したての頃に夫に日本のAVを観せてみたら……。
マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
完全に軽蔑されてしまった。
マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
人間じゃない。
マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
獣以下だ! とまで言われる始末。

エロスは世界共通のものだと思っていたが、ああいうものは、環境の中でそういう感覚を身につけてきたんだな、と。
映画を見て、とか、いろんな情報に触れて、学んできたことなんだな、と思ったそうだ。

マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
じゃあいったい、マサイの男はセクシーをどこに感じるのか?

僕なら小池のそのけしからん乳だよ、もちろん!

マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
マサイの女性らしく、綺麗にアクセサリーで着飾っている、ビーズをたくさん付けている、そういう人がマサイにとってのセクシー。
マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
同性愛はいないのか?
マサイ族に嫁いだ女性の語るマサイの世界
それはもう絶対にありえない! とみんな言っているが、どこの世界にもそういう人はいるとは思う。

でも環境がそれを許さないから、あっても抑えつけて無かったことにして終わるんじゃないかと思う……とのこと。


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永松さんのお話、実に驚きの連続でした。


よその文化については立ち入ったことを言うべきではないと思いますし、特に、文明にどっぷりの人間が、古くからの生活を守って生きている人たちに対してこっちの理屈であれこれ言うのは傲慢なことだとも思うので控えたいところです。

それでも、一つだけ気になったのはやはり女子割礼です。

今では国際的にも批判の的となっているので、いつか、遠いかもしれないけど将来、これが見直されるときがくるのかもしれないですけど……。

男子の割礼なら、病気予防や発育のためなどの意義があると思うんですけど、女子の場合はデメリットしかないんじゃないですか?

何らかの成人儀礼がこれに取って代わるようになりますことを、陰ながら密かにひっそりと祈っております。




それにしても、ジャクソンさんはじめマサイの人たちが、日本人である永松さんにマサイの風習や決まりごとを強要しないところはとても素敵に感じました。

日本のほうがよっぽど、「郷に入れば郷に従え」を錦の御旗に、自分のやり方を他人にも押しつけがちじゃないか、と思ったくらい。

自分たちの伝統・しきたりを大事にしつつ、他国の人にはかなりの柔軟性を持って対処する姿勢には、新鮮な驚きと感動がありました。


また、永松さんは永松さんで、その話しっぷりから察するに、もしマサイの人にマサイのしきたりをどうしてもやってもらいたいと乞われていたら、やっていたんじゃないだろうか――。

そんな覚悟や潔さが話の随所に感じられました。

そしてテレビで見ているだけで十分に伝わってくるその大らかさ。

僕は永松真紀さんという人を初めて知って初めて見ましたが、この1回だけで好きになってしまいました。


できることなら、僕は永松さんの第二旦那になりたい……。

 

ひで爺
たぶん、第二旦那は牛より地位が低いけどね。

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投稿者:館長 | マサイ族に嫁いだ日本人女性の赤裸々な話が興味深すぎた[後編]
2015年07月04日(土曜日)
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