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ハロウィンをどうしても好きになれない2つの理由【本日のいちゃもん】
ハロウィンですってよ、奥さん、旦那さん。
誰がこの日本でも普及させようとしてるのか知りませんが、なんか近年やたらと騒ぐようになってきましたね。
だいたい「ハロウィン」と聞いて、それが何のための日なのか分かる日本人がどれくらいいるというのでしょう。
僕もこの機会にと思って調べてみたのですが、結局よくは分かりませんでした。
自分が理解できないから、というわけではないですが、僕はこのハロウィンがどうも好きになれないでいるのです。
その理由は2つあります。
1つは、トリック・オア・トリート(Trick or treat/お菓子をくれなきゃ、悪戯するぞ!)です。
なんですか? これ。
脅迫じゃないですか。
さらにお菓子を受け取れば、恐喝罪が成立するでしょう。
こんな、子供のうちから犯罪を奨励するようなイベントは、仮にも教育者の端くれとして僕は、許すわけにはいかないのです。
教育者の端くれとかいう嘘も、許すわけにはいかないのです。
2つ目の理由は、あの「日本人留学生射殺事件」です。
しかし、訪問しようとした家と間違えて別の家を訪問したため、家人ロドニー・ピアーズ(当時30歳)から侵入者と判断されてスミス&ウェッソン社製の.44マグナム装填銃を突きつけられ、「フリーズ(Freeze「動くな」の意)」と警告された。
しかしながら服部は仮装の際にメガネを外していたため状況が分からず、「パーティに来たんです」と説明しながらピアーズの方に進んだところ、玄関先、ピアーズから約2.5mの距離で射殺された。
ハロウィンと聞くと僕はこの事件をすぐに思い出します。
結局この犯人は、陪審員全員一致で無罪ですよ。
そんなバカな! と思ったものです。
その後の民事では正反対の判決が出て、犯人には65万3000ドル(約7,000万円)の支払い命令が出たということで、少しは救われたと思ったのも束の間、犯人は自己破産したため免責となり、実際の支払いはほとんど行われていないとか。(2010年3月18日現在、保険金からの10万ドル以外は支払っていない)
なんという悲劇なんでしょう。
でも、この服部君の死を無駄にしないようにと、遺族が奔走した結果、困難だったブレイディ法(銃規制を目的とした法律)の成立が実現したそうです。
これでほんの少しは服部君も浮かばれるかと思ったのですが、この法律は5年間の時限立法で、その後5年は延長されましたが、銃規制に消極的なブッシュ共和党政権に移行したことなどから、2004年には延長されず、失効となってしまったと。
なんという元の木阿弥。
似たようなハロウィンでの事件は2000年にも起きていました。
→■アンソニー・リーさんの事件 - OZmall
ことほどさように、ハロウィンのイメージというものは、僕の中では悪いものでしかない……。
ですから、願わくば僕の周りではハロウィンだなんだと騒がないでほしいのです。
それなのに、ハロウィンにかこつけて一儲けしようとする何者かが、やたらと煽るご時世じゃないっすか。
誰だが分からんけんど、
責任者、出てこーい!
出てくれなきゃ、悪戯するぞ!
―― へのコメント。