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災い転じて福? スペイン教会 19世紀のキリスト・フレスコ画、悲惨な“修復”が逆に大人気!
前略
僕にも修復できそうな気がしてきた! の館長です。
スペインの教会の柱に描かれていた19世紀のキリストのフレスコ画を、自称・画家おばあちゃんが勝手に修復しちゃって、とんでもない画になってしまったというニュースが、先日から話題になっていました。
→■ スペイン19世紀のフレスコ画、「修復」のなれの果て 悲惨な結末
この画を、 | |
こうすべきところが、 | |
こうなっちゃった。 |
これを日本に置き換えたら、東幹久画伯や草なぎ剛画伯に修復させるようなものかなぁ、とふと思ったのでした。
東幹久画伯はこんな ですし、
草なぎ剛画伯はこんな ですからねぇ。
きっと今回のフレスコ画を修復させたら、
東幹久画伯による修復。
草なぎ剛画伯による修復。
――こんなふうになっていたものと思われます。
さて……。
問題の修復画ですが、当初の「ヒンシュク」から、「絶賛」へと、みんなの評価は激変しているようですね。
■ 「世界最悪」の修復キリスト画が大人気、訪問者が急増
「世界最悪の修復」でサルさながらに変貌してしまった102年前のキリストの肖像画を見ようと、スペイン北東部ボルハ(Borja)を訪れる人々が数百人規模に急増している。
修復画を使ったコラージュもたくさん登場してますねぇ。
→■ A grande restauracao de “Ecce Homo” de Elias Garcia Martinez | URBe
イラスト投稿サイト「pixiv」でも、「修復してみた」が増殖中。
→■ 「フレスコ画」のイラスト・作品検索一覧 [pixiv]
そしてこのニュースを伝えるNHK森本健成アナは、こらえきれず吹き出してしまいました。
【これは酷い】あまりに酷くて笑う森本アナ【フレスコ画】
気持ちは分かるけど、笑いすぎ!(笑)
「祖父が描いた画を台無しにされた孫娘は悲しそう」と言ってますけど……
その孫娘を見つめる修復画もまた、悲しそうです。
孫娘には悪いけど、
修復おばあちゃん、グッジョブ!(^ ^)b
2012年08月28日(火曜日)
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