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大滝秀治さん追悼番組「塀の中の中学校」を観ました。
前略

それは……
1. もう中学生
2. まだ中学生
3. もう中学生じゃないヤツ
4. まだ中学生じゃないヤツ
この世の人々すべて、およそこのどれかに当てはまるのである……。
但し、芸人の もう中学生 だけは、1番であり、また3番でもあるという極めて特殊なタイプである。

どう?
タメになったね〜。 タメになったよ〜。
(つーか、もはや忘れられかけているネタじゃないでしょうか)
というわけで……。
今日は中学生は中学生でも、受刑者である中学生を題材にしたドラマのお話。


■ TBS「塀の中の中学校」
長野県・松本市にある「松本少年刑務所」の中に、日本で唯一、刑務所の中にある公立の中学校「旭町中学校桐分校」がある。分校の生徒は、全て受刑者。
刑務所内での生活態度が良好で義務教育を終えていない受刑者が1年間学ぶ。
2年前に放送された作品ですが、先日また、大滝秀治さんの追悼番組として再放送されました。
ドラマの内容はここ(■ 内館牧子の「塀の中の中学校」は実に素敵なドラマでした)にとても分かりやすく書かれていますのでご参照いただくとして、ほんと、いいドラマでした。
そしてまたまたひで爺を好きになりました。

で、悔しいけど、千原せいじは役にハマってて、演技がうまいというわけではないでしょうけど、泣かされました。ズルい。

終盤のひで爺のセリフが本当に心に染みた。
旭川刑務所に戻る新幹線の中、みかんや弁当を心からおいしそうに食べ、貰った薬を見て、
「(自分は)生きていても意味のない人間です。
それなのに生きていたくて、こんなに薬を飲みます。
みかんやらおいしい弁当やら、生きてても意味のない体が喜ぶんです。
恥ずかしいです……」
生きること、生きていること、そのこと自体に意味があり、意義がある……
そのことを痛いほど実感し、自分が殺してしまった認知症の妻も生きたかったに違いない、と懺悔するひで爺演ずる佐々木昭男。
ラストシーン。
オダギリジョー演ずる先生と別れるシーンで、先生への感謝など万感の思いを込めてひで爺が敬礼をする。

手錠でうまく敬礼ができない。でも必死で伝えようとする。
……これで泣けないわけがありません。
ここで泣かなきゃ、じゃ、いつ泣くか?
今でしょ!

見終わって改めて思ったんですが、役者とか歌手とかアーティストとかは、亡くなったあともこうして「生きた証」が作品という形で残りますよね。
ひで爺もこうして作品でずっと会える。
作品の中でずっと生きている。
素晴らしいことですし、ありがたいことです。
誰に感謝していいのか分からないですけど、感謝します。
ここで感謝しなきゃ、じゃ、いつ感謝するか?
今でしょ!


それ、もういいから。
―― へのコメント。