今年最初の好きな・嫌いなCM　YKK AP「似たものどうし」篇　au「あたらしい英雄」篇　濱田岳はこんなことしてる場合じゃない！

前略

伊右衛門がキミの帰りを待ってるぞ！

の館長です。

今年の今月も、残りあとわずか。（←面倒くさい言い方だな）

皆様におかれましても、さっそく好きなCM・嫌いなCMが生まれていることと思います。

僕もいきなり「大好き」と「大嫌い」ができてしまって、残りの11ヶ月ちょっとが思いやられるところです。

では、まずは、大好きなCMからご紹介いたします。

その男とその猫は似たものどうし。

寝ている姿もそう。

起きてすぐのミルクもそう。 グルーミングもそう。 パソコンで作業。

猫はジャマしてるのではない。彼の仕事なのだ。

窓ふきだってそう。 深夜の映画鑑賞もそう。 ルームランナーだって。 ストレッチだって。 食事だって似たものどうし。 今日は誕生日。似たものどうしでお祝いしよう。 飲みつぶれて眠る姿もおんなじ。 バランスボールを楽しんだら…… 読書タイム。 お風呂でリラックス。 そんな2人がいつものように窓辺で外を眺めていると…… 美人さんが通ったので男が手を振る。 だけどつれなく通り過ぎるだけ……。 でも、猫のほうは違った。 こちらを見つめる猫さんが 動いた！ 来てくれた！ 一生懸命に口説いているのだろう。 あくる朝。 男が窓辺を見てみると…… そこには仲睦まじい2匹の姿が。 今回ばかりは「似たものどうし」とはならなかった、男と猫。

ちょっと置いてけぼりにされたような寂しさを感じながらも、親友の恋にエールを送るかのような男の微笑がステキ。

テレビでは短いバージョンしか見たことなかったので、ロングバージョンを見ることができて嬉しい。

ぜひ、上記リンク先でロングバージョンの「特別篇」をご覧ください。

TVCM │au「あたらしい英雄・桃太郎」篇

今をときめく素晴らしい若手俳優を3人も使っているのに残念すぎる。 特に桐谷健太はどうしてこんな頭の足りないセリフ回しをやらされているのだろうか？

制作者は、浦島太郎にも桐谷健太にも謝るべき。

これもまた、僕の嫌いな“名作・思い出ブレイカー”。

昔なじみの童話を、なぜにこんなゲスい話に改変できるのか……。

キジも犬も猿も、共に戦う「仲間」なんだよ！

戦うための「道具」なんかじゃないんだ！

簡単に取り替えるべきものじゃないんだ！

こういうのが、「あたらしいau」なんだね。 そんなの「自由」なんかじゃないんだ。ただの「自分勝手」なんだ。

僕は携帯キャリア3社の中ではauがいいかな、と思っていたのに（それでも消去法なんだけど）、このCMでガッカリしてしまった。

どこも似たり寄ったりなんだね。

それにしても、濱田岳はこんなことしてる場合じゃないんだ。

おいしいお茶を作るという、あの誓いはどこに行ったのだ？

サントリー　伊右衛門　弟子入り篇

あんなに熱心に「弟子にしてくれ」と頼み込んだのに、あっさりいなくなってしまったではないか！

伊右衛門「師匠の教え」篇

僕の記憶では、このCMで師匠のモックンにお茶を飲ませてもらったっきり、音沙汰なしじゃないか！

てっきり、キミがいいお茶を作り上げ独り立ちするところまでのビルドゥングスロマンが見られると思って期待してたのに！

なんだか分からないんだけど、伊右衛門のサイトでも、濱田岳出演のCMがすべて“無かったこと”にされていますぞ。

これは何か“大人の事情”でもあったのかな？

あまりの尻切れっぷりだったからなぁ……。

事情をご存知の方がいらっしゃいましたら、

「濱田岳は金太郎なんかやめて今すぐいいお茶を作るべきだ」係

――まで、ご一報ください。