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【赤羽・板橋 酒場めぐり】立ち飲みからイタリアンまで美味しい楽しい大好き!
前略
お代と記憶は店に置いて帰ります。
の館長です。
うちから最も近い“酒都”はおそらく「赤羽」。
昼から、というより、朝からやってる酒場もちらほらあるので、何年か前までは1日を通して酔っぱらいが歩いているイメージがありました。
でも、今年はじめに、山田孝之が赤羽で過ごした日々を追ったドキュメンタリーチックなドラマ『山田孝之の東京都北区赤羽』が放送されて以来、キャピキャピのピチピチギャル(古語)が増えている、とのウワサ……。
それはそれで嬉しくもあり、街の雰囲気が変わるとすれば悲しくもあり、飲兵衛としては複雑な思いもありますが、実際のところはどうなのか? ――それを探るべく(口実)、師匠と待ち合わせをしました。
赤羽酒場めぐり 立ち飲みをメインに飲み歩き
僕にとっては“不自由の女神”。
飲み過ぎて終電をなくし“自由”を奪われた僕は、何回かこのカプセルホテルのお世話になりました。
この日は「まるます家」に行くには時間が遅すぎてしまったので、以前に行ったときの写真を載せておきます。
飲める本数が限られているので、飲兵衛たちはここでは「ジャン酎」と呼ばれる「チューハイ ハイリキ プレーン」の1000mlを注文する。デカくても1本は1本だから。
そうまでして飲みたいか! と言われれば、飲みたい! と答えるのが飲兵衛。
目立たぬように、さりとて見落とされぬように、周囲の喧騒に身を委ねてクイクイ飲むのがやたらと心地いい。
名物「たぬき豆腐」。なんでもないこの組み合わせがこんなに美味しいとは、ここでいただくまで思いもしなかった。
活つぶ貝刺身。大好き。 そして「うなぎの蒲焼き」いただきます。
立呑み居酒屋 桜商店
まずは「桜商店」。
お店はおばちゃんと若い女の子のふたりで切り盛りしていた。
相澤めぐみのサイン色紙もあるよ! 誰だか知らないけど。
師匠と合流する前にこんなにやっちゃあいけない。
これは明らかに飛ばし過ぎ! ペース配分を誤った! と、あとで痛感・後悔することになるのを、このときはまだ分かっていなかった。いい加減、分かれよ、自分!
板橋ならちょくちょく行ける! 飲める! 酔える!
「朗報」は、僕にとっては「悲報」になるのかもしれない。
さて、「桜商店」を出た。
少し歩くと「熟女クラブ」があったが……。
しかし、30代でもう「熟女」かぁ……。
立ち飲み いこい 支店
本店は案の定ものすごく混んでいたのでこちらへ。
ま、こういう酒場はそのくらいでいいんだけど。
サクッと飲んで「いこい」をあとにした。
あのオヤジさんに、僕が長っ尻じゃない粋な飲兵衛だとアピールする作戦でもある。
が、オヤジさん、そんな僕のことなど眼中にない。
師匠から、予定より遅れているとの連絡あり。
そこでもう1軒、ひとりがふさわしそうな立ち飲み屋に行こうと考えた。
「ここを通るニャら、ニャンかくれー!」と言う。
「僕の管轄は板橋なので、ここ赤羽では勝手なことはできないのだよ」と言うと納得して通してくれた。
(以上、酔っぱらいの小芝居)
立ち飲み 喜多屋
昔の人はよく言ったものだ。「半畳あれば酒飲める」と……。(言ったか?)
だからなるべくトイレに行かずに済むように、計画的に飲み進めたいものだ。
「ハイボール」といっても、下町のハイボールといえば焼酎の炭酸割り。
いわゆる「ハイボール」は「ウイスキーハイ」として別にあります。
タワシ状のものの上にグラスやジョッキをかぶせると、高速回転して洗浄してくれる未来のマシーンだ。
僕もいつか誕生日を呪われたいな。
しめて670円也。
「シロ」のたれは「シロ た」なのに、「カシラ」の塩が「カシラ S」ってとこがいかしてる!
まるよし
赤羽に着いてすぐに店内を覗いてみたときも満員。
そして師匠とともにやってきたこのときも満員……だったけど、そこはさすが師匠!
奇跡的に座れました。
師匠はなぜか「角ハイ」。
シンプルなのにうまい! シンプルだからうまい!
血液サラサラにしようという魂胆か?
きっと師匠なりの深い考えがそこにはあるのだろう。
さすが師匠、粋な飲みっぷりだね!
「まるよし」を出たら、師匠、なぜか板橋に行くと言い出す。
僕ももうだいぶ酔ったので、自分んちが近いほうがいいと本能的に察したのだろう。
師匠の言うとおり板橋に向かった。
君想ふ暮らし
その「ひなた」が、昨年2月、新板橋に出したイタリアンのお店がこちらです。
「君想ふ暮らし」、人呼んで「キミオモ」。
もともと「ひなた」にもイタリアンチックなメニューがあり、それがまたもつ焼きと並ぶ人気を誇る美味しさ。
だから、イタリアンのお店が早晩登場するのは予想できたし、美味しくないわけがないってことも、食べる前から分かっていた、いや、店ができる前から分かっていたのだ。
来たい来たいと思いながら1年以上が経ってしまったけど、やっと来ることができました。
が、やはりお店は混んでいて、無理かなぁ、と一瞬あきらめかけましたが、さすが師匠!
またもやなんとか入り込むことができました。スゴいな師匠ほんと。
店内、けっこう小ぢんまり。 (でもウワサでは今夏に拡充するらしい)でも客の僕らは……。
感激して思わず頼んでしまいました。
僕ら、香草・香辛料は大好きだから、この倍くらいあってもいいよ!
僕はインスタントながら自分でちょくちょく作るくらいアヒージョは好きです。
この日はこうして本物のアヒージョを味わい、その極意を盗むことができたので、次回の僕の自作アヒージョにはぜひとも過剰な期待をしてほしい。
流行りの「俺のイタリアン」に行くと「ポルチーニのビスマルク」にトリュフまで入ってるそうだけど、僕は別にトリュフはいらないんだ。
やせ我慢とかじゃなく、いらないんだ。
入っていたら喜んで食べるけど……。
でもさ、ピザが見えなくなるほどトリュフが入ってたら、みんな大爆笑しちゃうよね。
トリュフ大爆笑とか言ってさ。
あとで師匠から聞いたんだけど、実はこのあともう1軒行ったそうな。
沖縄チックな料理を出してくれるあのお店に。
僕はまったく覚えてないし、写真も1枚も撮っていない。
(こういうことがあるので行った店では必ず写真を撮るようにしているのだけど……。そう、“記憶”より“記録”に残すってやつです)
この日は完全に飲み方を誤りましたが、次回はきっと、もっと上手に飲めると思います。
師匠はじめ、久しぶりに会った方々にもお世話になりました。ありがとうございます。
赤羽〜板橋のディープさの前では、僕なんか赤子同然。(股間が、という意味じゃなく)(まぁ、股間もだけど)
これからも、ゆっくりじっくり勉強させていただきます。
ごちそうさまでした、赤羽さん、板橋さん。 いい街です。
ところで、冒頭に申しました、『山田孝之の東京都北区赤羽』の影響でキャピキャピのピチピチギャル(古語)が増えているかという件……。
実際、そんな感触はなかった……と言っていいかと。
もっとも、それでいいのです、きっと。
変わらないでいてほしいのです、ずっと。
ギャルが増えてもギャルに避けられるから増えた気がしないのだよ残念。
―― へのコメント。