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同僚の目を傘で刺す 脳まで達し被害者重体…の事件で思った2つのこと
前略
傘ほど進化してないモノもないですな。
の館長です。
先日こんな事件がありました。
■ (cache)「口論になり傘で同僚殴る、目に刺さり重体」 News i - TBSの動画ニュースサイト
JR東京駅前で同僚の男性と仕事をめぐって口論となり、ビニール傘で殴った際、傘が男性の目に刺さり、けがをさせたとして、54歳の男が警視庁に逮捕されました。男性は脳を損傷し、意識不明の重体です。
この事件で改めて思ったことが2つあります。
1つめは、
知り合い・友人・仲間なのに、その人を死ぬほど暴行できる人間は、そういう種類の人間で、普通の人とはまったく別の人間だ
……ということ。
前にも書いたんですが、僕の元友人にもそういう人間がいました。
そいつをAとして、他の友人をBとしますと、さっきまで一緒に遊んでいたBと、些細なことでいさかいになり、AはBを殴り倒しました。
Bはその時点で戦意喪失、倒れたままです。
普通、友だち同士のケンカなら、そこで終わります。終わるはずです。
ところがAは、倒れて起き上がれないBをそのあとも蹴りまくったのです。
僕を含め周りの友人はもちろん止めに入りましたが、Aはガタイだけはいいので、僕らをふっ飛ばして、なおもBを蹴る、蹴る……。
そのときに僕は、言葉は悪いですけど「こいつ、キ◯ガイだ……」と確信し、以後関わるのは絶対にやめよう、と誓ったのでした。
キレる、ということは僕にもあるし、多くの人にもあると思います。
それが暴力となってしまうことも、(許されないけど)あることもあるでしょう。
特に若い頃はそれがケンカへと発展します。
でも、そうした怒りは、一瞬に爆発してそれですぐに終わるもの、のはずなんです、普通の感覚を持った人間なら。
でもそうじゃないヤツも確実にいる。
瞬間的に沸騰した怒りを長時間持続できたり、相手を死なせるほどまでできる狂人が……。
そういうヤツは、「それ以上やったら、死んじゃうだろ!」とか「それをやったら死んじゃうだろ!」ってのが分かんないんでしょうね。
今回の暴行事件の容疑者も、残念ながらそういうヤツなんでしょう。
だって、さっきまで一緒に酒を飲んでいた同僚ですよ!
そんな同僚に対して傘で目を突こうなんて、どうしたって思わないですよ。
余談ではありますが、前述した元友人Aは、字だけはすごくキレイでした。
それ以降、僕は、字の巧拙と人格はまったく関係ない、という結論を持って生きています。
改めて思ったこと、2つめは、
いいかげん、傘の先は尖らせなくてもいいだろう!
……ということ。
傘の先が刺さってケガ――という事件・事故はたびたび起きています。
■ 傘で男性の頭を突く 都職員を逮捕 - MSN産経ニュース
傘で男性の頭を突きけがを負わせたとして、埼玉県警越谷署は7日、傷害の現行犯で、東京都下水道局係長、飯島進容疑者(50)=同県三郷市彦成=を逮捕した。 調べでは、飯島容疑者は7日午後7時45分ごろ、JR武蔵野線南越谷駅(同県越谷市)の改札口前で、同県吉川市の男性アルバイト(23)の頭を傘の先で2〜3回突き、けがを負わせた疑い。傷は全治約5日と軽傷だが目から数センチのところで、「一歩間違ったら失明するところだった」(県警)という。■ 傘が生徒の目に刺さり重体 横浜・桐蔭学園高校 - 47NEWS(よんななニュース)
横浜市青葉区鉄町の私立桐蔭学園高校で、清掃を終えた教室内で2年男子生徒(16)がビニール傘を振り回したところ、柄の部分を残して本体部分が飛び出し、近くに座っていた2年の男子生徒(16)の左目に刺さり生徒が意識不明の重体になっていたことが19日、分かった。同校が明らかにした。リンク切れのとき→ ■(cache) 傘が生徒の目に刺さり重体 横浜・桐蔭学園高校 - 47NEWS(よんななニュース)
■ 長崎新聞ホームページ:長崎の中1男子が左目失明 同級生とけんか、傘が刺さる(12月16日)
長崎市内の市立中学校1年の男子生徒が10月、下校中に男子同級生とけんかになり、同級生が振り回した傘が顔に刺さり左目を失明していたことが15日、分かった。■ 傘で目を刺す…新宿・京王百貨店で白昼の惨劇 [スポーツ報知] white
東京都新宿区の京王百貨店新宿店で13日、健康器具の女性販売員(56)=福岡市城南区=が、客の女に傘で目を突かれ、右目に大けがを負っていたことが23日、わかった。
ざっと拾っただけでこんなにも起きています。
こんな大ケガになりうるのに、なぜ傘の先は尖っているのか? 調べてみましたが、納得のいく答えは見つかりませんでした。
いや、どんなに納得のいく理由があろうと、尖っていることによる大ケガの危険性に比べたら、取るに足らないことです。
それに、「傘の先は尖っていて危ないから、人に向かって突いたり、駅の階段などで横に持ったりしてはいけませんのことよ」なんてこと、たまに現れる狂人には通用しませんって。
もういいかげん、傘自体を変えるしかないじゃないですか。
冒頭に「傘ほど進化してないモノもない」と言いましたが、探してみたらこんなのがありました。
■ 空気の力で雨粒をはじく次世代傘「Air umbrella」 : ギズモード・ジャパン
素材は変われど、構造そのものは昔々から変わらなかった傘。日常に欠かせないこのアーキテクチャを「Air Umbrella」が進化させようとしています。
エアアンブレラって、エアギターよろしく傘を差したふりをしてびしょぬれになることかと思いきや、ほんとにエアーを使いおった!
傘の大革命という点では賞賛に値すると思いますが、これが町中で普通に見られるようになるとは想像しがたい……。
それになにより、周りに水滴を飛ばしまくったら、それが原因でまた事件です。
今後も傘の先が改良されないのなら、みんなで雨ガッパを着ましょう。
ちょうど、自転車での傘さし運転も罰金の対象になったことですし、いい機会です。
僕は昔よく着たんですが、雨ガッパもなかなか自由でいいものですよ。
街にカッパがあふれている光景は微笑ましいものです、きっと。
カッパ天国、バンザーイ!!
追記 2015.7.12
■(cache)同僚に傘で目を突かれた男性が死亡 傷は脳まで 警視庁 - 産経ニュース
JR東京駅近くの路上で6月、口論になった同僚の男から傘で目を突かれた男性が意識不明の重体となっていた事件で、警視庁丸の内署は12日、男性が入院先の病院で11日に死亡したと発表した。同署によると、死亡したのは相模原市緑区下九沢、会社員、滝島善也さん(55)。同署は目に刺さった傘が脳まで達したことなどが死因につながったとみて、司法解剖して詳しい死因を調べる。
同署は6月27日、会社の飲み会帰りに口論になった滝島さんを傘で叩いたとして、傷害容疑で、同僚のシステムエンジニア、福西恭志容疑者(54)を逮捕していた。同署は容疑を傷害致死に切り替え、経緯を調べてる。
被害者の方、亡くなってしまいました。
お悔やみ申し上げます。
―― へのコメント。