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【謹賀新年】大晦日はやはり紅白歌合戦 いつにもまして泣いた笑った怒った

前略
新年、あけましておめでとうございません。
の館長です。
僕にとっては、ついつい否定形にしてしまいたくなるような、ここ数年の年明けであります。
それでも、また新たな1年は否応なく僕の元にもやってきたのですから、僕も新たな1年を否応なく生きていかねばならんのです。
実にしんどい。 実にめんどくさい。
でもしょうがない。 なるべく日の当たらないところをうつむきながら心拍数低めに歩いて行こうと思っております。 なにとぞよろしくお願いいたします。
新年を寿ぎつつ大晦日の紅白歌合戦を酒の肴にしたいと思います
新年もすでに3日目でありますが、僕の心はまだ昨年のままなので、昨年末の話をします。
大晦日は、今回もまた紅白歌合戦を真剣に観ました。
真剣に観るうえでの懸念材料は、酒乱の妹。
この日も放送時刻のかなり前から飲んでいて、放送開始時にはけっこうできあがりつつあったので恐怖でした。
自分の気にくわない出演者や演出を見ると、とにかく荒ぶるからです。
どうか無事に放送終了してほしい……。そう願いながらの紅白観覧なのでした。
僕らが「もうあの2人は、若い頃の青い思い出として消化し切っているからいいんだよ」と言い含めたけど、どうにも不満げな様子だった。
前田敦子、大島優子によるまさかの “卒業詐欺” に、やっぱり酒乱妹も怒る!
もっとも、この演出には僕も釈然としないものがあったので、酒乱妹の怒りもむべなるかな。
「マエアツ、おまえ、フォーチュンクッキーのときにはすでにいなかったよな!」
とか
「大島、おまえは紅白でサブちゃんの卒業をさしおいて自分の卒業発表して水を差したくせに、いけしゃあしゃあと!」
などと、見知らぬおじさんが言ってたけど、僕もまぁ、ほぼほぼ同感。
いや、同感とか言うとムキになって怒る人がいるので、「同感はできかねるが共感は覚える」とだけ言っておきます。
少しは本心もあるかもしれないけど、自分たちの紅白での役割っていうのをしっかり分かってらっしゃる感じがする。
この調子でずっといってほしい……と僕は思うんだ。
あげく、今年は又吉との相撲対決。右下ワイプの又吉、そんな顔してるけど、しっかり服の下にはマワシを締めていた。 そして投げ飛ばされる芥川賞作家。 まぁ、持ちつ持たれつ、ってとこだ。
事務所のゴタゴタがあったときは僕は小林幸子が悪いものと思って、この人のこと少し嫌いになったんだけど、いま思うのは、実は逆だったのかもなぁ……ということ。(事実は分からないけど)
普通だったらもうきっと復帰はできなかったような気がする。
でも、別のところに活路を見い出して、そこで確実に支持を増やし、一度は小林幸子のことを切り捨てたNHKに彼女を無視できないと思わせるところまでこうして這い上がったことには、本当に敬服してしまう。
今回、NHKとしては「特別枠」で “逃げた” のかな?
自分らで干しておいて、今になっていきなり通常出場枠に戻すことに躊躇したのかな?
「特別枠」は “ワンクッション” なのかもしれない。
それが分かるのは、今年の年末ってことですね。
まさか本当にこの “弾幕” やるとはなぁ……。驚いた。しかしそれにしても、この歌の歌詞にだけはついていけませんな。
小林さっちゃんには次の紅白ではぜひ、心にしみるいい歌詞を歌っていただきたい。(千本桜をdisってるわけじゃありません。好みの問題です)
絶対、一家に一台欲しいよね!
Toshlも再びこの場所に帰ってこられて本当に良かった。
うちの母も「この人、洗脳がとけてホントに良かったねぇ……」としみじみ。
そして、画面右に映るギターとベースを見て、僕は泣いた。
人目もはばからず、でも酒乱妹の目ははばかりながら、泣いた。
この2人を18年ぶりの舞台にしっかり連れてきてくれたことへの感謝と、2人への惜別の気持ちで、こらえきれず涙があふれた。
思えばこのバンドも、もう2人も故人となってしまったなんて、悲しい。
……ということを言ったら、
「そんなこと言ったら、ドリフターズだってもう2人も故人だよ」
とか、
「ばかやろー、クレイジー・キャッツなんて、1人を除いてみな故人だぞ」
などと言われましたが、それとこれとは別だと思うの……。
ともあれ、X JAPANには、これからもずっと紅白に出つづけてほしいと強く思うのであります。
意外と老若男女幅広いファンがいるから、「紅白」という舞台はふさわしいと思うんです。
正直、「おばちゃんになったなー」とは思ったさ。思ったけど、それは当然だし、そんなことより出てくれたことのほうがずっと嬉しかったさー。
でも、ルックスはともかく、歌声が僕がよく聴いてた頃のものとはかなり違ってた。
じゅうぶん良かった、という感想も聞くけど、あんなもんじゃないよね、NOKKOの歌声は。
あれで「良し」としたら、逆にNOKKOに悪いと思うんだ。
いわく、「今年で辞めるんなら、今年から出るなーっ!」
この理屈もよく分かんない。
「いや、今年を最後に、もう来年以降は出ないということなんだから、そこは何も間違っちゃいないだろう」と我々が説得を試みるも、酒乱妹はかたくなに「今年卒業なら今年から出るな」の一点張り。 誰か助けて!
曲の最後に「母さーーーん!」と絶叫。僕は卒業がどうのこうのより、この絶叫が気になって仕方なかった。
「おふくろさん」といえば、あの川内康範氏との「おふくろさん騒動」が記憶に新しい。
あんな騒動に発展したのは、森進一が紅白で余計なセリフを歌にくっつけて歌ったからじゃないですか。
で、川内氏亡きあと、もう文句を言う人がいないからといって、性懲りもなくまたもや紅白で余計な絶叫を付け加えてもいいんですか?
そりゃ、この歌の終わりに「母さーん!」と絶叫すれば、感動する人もいるでしょうし、歌い手の思いがこもっていると評価する人もいるかもしれません。
でも、この歌に関しては、もう絶対に何も余計な言葉を付け加えてはいけないと思うのです。
そのままを歌う――。
歌詞の範囲内だけで、この歌の真髄を伝える――。それが歌手としての森進一の役目だと思いますし、それが、納得しないままあの世へいってしまった川内氏という作家への最低限の “誠意” だと、僕は思うのです。
……ということを、わりと真剣に考えてしまったのですが、そんな僕の思慮も、酒乱妹の「今年から出るなー!」の絶叫にかき消されてしまいました。
森進一の絶叫より、酒乱妹の絶叫のほうがはるかに強かった……。
マッチの出場、特に「トリ」を務めることについては賛否両論、というか「否」ばかりが目立ちますが、本人も「はずみで出られた」「呼ばれたら断る理由はないから」と言ってるように、“分かっている” のだと思う。
だからどうか許してやってほしい。(←僕が言うことでもないし言う資格もないけど)
徹子だって喜んでいるんだから……。
歌う前、徹子が「私はいつだってこの方の味方でしたのよ」って言ってた。
ほんと、ザ・ベストテン世代の僕らなんかは、その言葉がとても納得できる。
あの頃、今で言う“破天荒”キャラで、大人たちが手を焼くような存在だったマッチを、徹子がとても可愛がっている感じは、ブラウン管を通しても伝わってきた。(『ブラウン管』でいいんだよ、あの頃は)
そんな徹子に甘えるかのようなマッチの「黒柳さーん!」は、その後、マッチのモノマネ必須アイテムになったくらいですもんね。
なんだかんだ言ったって、いざ「ギンギラギンにさりげなく」のイントロが流れたら、一瞬であの頃に戻ってしまうわけです。 血が騒ぐのです。 熱くなるのです。
聴けて良かったですよ。
なんとなくだけど、ちょっとだけ歌も上手くなってた気がした……。
ただ、できれば当時のままの振り付けも見せてほしかった。すごく好きだったから。
気になったのはズボンの丈。ツンツルテンに布地なく〜♪ って感じだった。
僕が大好きだった「ヒーカップ唱法」もすっかり影を潜めてしまった。
昔の歌い方に戻してくれないかなー。
うちの茶の間では、僕以外はみな白組優勝と判定。僕も途中まではそう思ってた。
でも、誰かの絶叫の時点で、絶対に白組に勝たせたくないと思ってしまった……。
白組推しの酒乱妹はこの結果を見て、「会場では白組が優勢ってことは、生で見れば白組のほうがいいってことなんだ!」
と、往生際が悪いこと山の如し。
たとえそれが本当だとしても、優勝は紅組なんだってば!
酒乱妹はそこで力尽き、いったん倒れたが、そのあと年越しそばを食べる段になって突然復活し、ムシャムシャ食っては鼻息荒く自説を展開していた。
ああ、げに恐ろしきは酒乱妹なり。
げに面白きは紅白歌合戦なり。
後半戦視聴率が歴代最低になっただのなんだのと、また騒がれていましたが、うちでの視聴率はいまだかつて100%を下回ったことはありません。
これからも、幻滅することはあれど見限ることはないでしょう。
それだけに、最低限うちの茶の間が納得する、より良い番組づくりを願ってやみません。
おっと、時間がきたようなので、今日はこのへんで。

何の時間だよ?
―― へのコメント。