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伊豆高原での合宿が実はBBQ嫌いだった僕を改心させた
前略
『サッポロポテト バーベキュー味』は最初っから好きでしたよ!
の館長です。
ただ、『サッポロポテト バーベキュー味』のあの形状が、BBQの焼き網をイメージしたものだとは、ずいぶん長いあいだ知らずにのほほんと過ごしてしまいました。
さて……。
どうしても他人様の共感を得られないことってのは1つや2つはあるのですが、僕の場合、その1つは以前にこの記事で書いた……
「毎日の食事が面倒くさくて仕方ない」
「1粒飲めば1日分の食事代わりになる錠剤があれば、それで済ませたい」
といったことが、まったく共感してもらえません。
そして2つめが、
「 実 は B B Q が 苦 手 」
ということなのです。
僕はこのことはずっと黙ってきました。
そりゃそうです。 このことを明かしたら僕以外の人間全員を敵に回しますから。
これまで生きてきて、BBQが好きでない人に出会ったことなんかありません。
この世に生きとし生けるもの、すべてがBBQ好きなのです。
それでも、ごくごく親しい友人にそれとなく「BBQはあんまり……」みたく言うと、
「なに言ってんのー!? 風景も味わえるし、空気もおいしいし、最高じゃん〜!」
などと言われます。
風景なんか食えん! 空気なんか味しない!!
……そう言いたいのをグッとこらえて、僕は焦げた肉を転がしていたのです、今まで。
そう、僕がBBQを嫌いだったワケは、せっかくのおいしそうな食材を、わざわざまずくして食べるはめになることが多いから――なのです。
せっかくちゃんとした食材を買ったんなら、ちゃんとキッチンで調理しようよ!
(おやじギャグが欲しいなら)キチンとキッチンで調理しようよ!
焦げすぎだのゴミが入るだのをなくして、できるだけおいしく作ろうよ!
そうしておいしく作ったら、風を気にしたり、蚊を気にしたり、暑さ・熱さを気にしたりして食べるより、室内でできるだけおいしく食べようよ!
原始人じゃないんだから、外で火をおこして肉を焼いて食う、なんてこと、しなくたっていいじゃん!!
……こんな思いをずっと抱いてきたのです。 誰にも共感される気配もなく……。
そんな僕が、先だっての合宿で、
「あれ? BBQっていいかも! おいしいかも!」
と、初めて思うに至ったのです。
伊豆高原合宿でのBBQが最高だったので僕はようやく人並みにBBQ好きになれた…かも
東京駅出発組は、朝っぱらからいきなりホームで乾杯!周りの視線はそこそこ痛かったような気がするけど、横浜駅ではもっと痛い「大先生」が乗車してくるので、それに比べたらなんでもないない!
金婆が作ってきたつまみが場末のスナックのお通し並みに美味しかった。 横浜駅で乗り込んできた大先生は、顔も洗わずに来たそうな。なんでも、大先生に言わせるとこの合宿は、
「顔を洗う価値もない」
とのこと――。
これ以後、大先生の “合宿ネーム” は、「無洗顔」となりました。
そして、本田圭佑選手の「無回転フリーキック」にならって、今回の大先生の旅を「無洗顔フリートリップ」と呼ぶことに。
本田△
大先生△
バカなこと言ってるうちに着きました。顔も洗わないうちに着きました。
足湯です。無洗顔大先生はここで旅の垢を落とします。 落とすなや!
いよいよBBQ会場にやってきました。 BBQマスィーンの登場です。 食材の調達。最初見たときは誰もが「え? これっぽっち?」って思ったものだ。
だけど結果的にはこれでじゅうぶん満足できたのだった。
実に計算し尽くされた量なんだなぁ、と感心した。
こちらはピザの材料。 1級ピッツァ製作指導員(勝手に命名)が、図を使って懇切丁寧に教えてくださる。 粉を、こねます。 こねます、粉を。 ピザの生地らしくなってきました。大先生、顔は洗わないが、手は洗ったもよう。
今度は生地を伸ばします。 どこまでも伸ばします。 これはピザのトッピング。 働く者あり、ボーッとする者あり、です。 いつの世も。(笑) さあ、男組は火おこしです。BBQはもちろん、屋外レジャーにおいては、火を制するものが世を制することはご承知の通り。
完全に炭に火がつきました。 世を制したも同然です。 焼方(やきかた)が具材にオリーブオイルを丁寧に塗ります。 いよいよ焼きます。 まずは命の次に大事な肉から。 続いて野菜も焼きます。 こんな感じでしばし待ちつつ……。 一方で、ピザ窯としてのドラム缶にも火を起こします。僕は、子供の頃に風呂釜に薪をくべた経験がこんなところで役立ち、「筋がいい」と指導員に褒められました。
たぶん、全員にそう言ってると思う。
ピザ生地にソースを塗ります。 そうしてトッピングを乗せて……。 ドラム缶のピザ窯に入れます。 火力が強いようで、けっこう早く焼き上がります。へっぴり腰で窯からピザを取り出し、へっぴり腰でテーブルへ。
僕らのピザの完成です!(へっぴり腰で撮った写真) BBQのお肉も完成です! 盛りつけていきましょう。 さあ、いただきます。ムシャムシャムシャ……(←古典的擬音)
うまいッ!
これが本当にうまいのです!
肉も野菜もピザも、僕がこれまで味わったBBQの中で一番うまいのです!
こうなると、風景もおいしい! 空気もおいしい!
やったね! BBQ! ビバ! BBQ!
こうして僕は、人生も終わりに近づいた頃になってようやく、『サッポロポテト バーベキュー味』よりも本当のBBQが好きになりました。
―― へのコメント。