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【訃報】宇津井健さん死去 82歳 僕の一択は「赤い迷路」
■ 宇津井健さん死去 82歳、「ザ・ガードマン」「赤いシリーズ」
「ザ・ガードマン」や山口百恵さんと共演した「赤いシリーズ」、「渡る世間は鬼ばかり」など数々のテレビドラマで活躍した俳優の宇津井健(うつい・けん)さんが14日午後6時5分、慢性呼吸不全のため死去した。82歳。その「赤いシリーズ」の中でも、僕の一択は「赤い迷路」。
もっとも、僕が「赤い迷路」にハマったのは、松田優作が出ていたからです。
「太陽にほえろ!」のジーパン刑事役を終えて最初のドラマ出演がこれだったと記憶しています。
「太陽にほえろ!」での役名が「柴田純」で、「赤い迷路」での役名が「都築潤」。
たぶん誰かが意図的に「ジュン・ジュン」つながりにしたんでしょうけど、おかげさまで僕のハートもジュンジュンしてましたね、あの頃は。(なにそれ?)
このツーショットが大好きなんです。
松田優作演じる都築潤は、脳腫瘍のため死んでしまいます。
それを看取るのが、恋人役の中野良子。
このドラマで僕は、脳腫瘍という病気とその怖さを初めて知りました。
そして中野良子に惚れました。完全に惚れました。
なんか、申し訳ないんですけど、このドラマについては、百恵ちゃんと宇津井健さんの記憶がほとんど無いのです。
主演は宇津井健さんだっていうのに。失礼じゃないか。
まだ子供だったということで許してください。
もちろん、その後の「赤いシリーズ」での宇津井健さんははっきり覚えていますよ。
でも、宇津井健さんといえば、これ。「スーパージャイアンツ」。
その内容うんぬんよりも、ひたすらスーパージャイアントな「モッコリ」で有名になった特撮ヒーロー映画。
これを「ナショナルキッド」だと勘違いしている人が、今もまだとても多いようです。
かくいう僕も、昔はそう信じこんでおりました。
訃報に接し、このようなことしか言えない僕ではありますが、宇津井健さんのことは本当にカッコいい大人の男だと、子供心にずっと好きだったことは確かです。
謹んでお悔やみ申し上げます。
そしてカッコいい岡倉大吉でした。
―― へのコメント。