2016年03月04日(金曜日)

アートたけし展でビートたけしの作品を観て思ったこと

スポンサーリンク

前略

「天は二物を与えず」と昔から言いますが、

正しくは、

「天は “一物も無い者には” 二物を与えず」

ってことですな。

の館長です。

ビートたけしのアートたけし展
スポンサーリンク
スポンサーリンク


その代わり、突出した「一物」のある人には、天は惜しげもなく二物、三物と与えまくりますね。

なんてヤツだ、天ってヤツは!


そんな「天」が味方する一人に、ビートたけしがいると思うんです。

お笑いはもちろん、映画監督としても数々の栄誉に輝き、また俳優としても評価され、このたび22年ぶりハリウッド映画出演も決まったそうじゃないですか。

まさに「才能の百貨店」!

具体的に言えば「才能の松屋銀座」!


そのビートたけしが松屋銀座で「アートたけし展」を開くと聞いて、僕は知り合いのパートたけし君の協力で前売券を購入し、行くことにしました。

パートたけし君は、単にパートタイマーとして真面目に働く中年です。


ビートたけしに二物、三物と与えまくった天が、なおも何かを与えまくっているのか、この目で確認しなくてはいけません。

■ 「アートたけし展」 公式ホームページ

「アートたけし展」 公式ホームページ | 開催情報やチケット、見どころなど「アートたけし展」公式ホームページ。ビートたけしのアートが100点!2016年2月25日より松屋銀座8Fイベントスクエアにて開催!

アートたけし展
チラシを見て行きたくなりました。
アートたけし展
前売券と引き換えてもらったチケット。


慣れないうえに不似合いで分不相応な銀座という街へ、またもや行かねばならない。

勇気と変な汗を出して頑張って行くぞい!




ビートたけしのアート作品展「アートたけし展」を観に松屋銀座へ行った、の巻

アートたけし展
銀座に降り立った。 いつ来ても落ち着かない。

アートたけし展
松屋銀座が見えてきた。 何年ぶりだろう?

はっきりは分からないので「久しぶり」としておこう。

アートたけし展
松屋銀座に着いたけど、外からは「アートたけし」のアの字も窺えない。ほんとにやってんの? と不安になる。

もしかして、松坂屋と間違えた?(と思ったけど松坂屋はすでに無くなったようだ)

アートたけし展
とにかく階を上がってみることにする。
アートたけし展
見ろ! 人がゴミのようだ! とまでは言わないが、見ろ! 人が小さい人のようだ!(それ当たり前じゃん)
アートたけし展
エスカレーターを上がったらやっと「アートたけし」の文字が!

良かった、間違えてなかった。 松坂屋じゃなかった。

アートたけし展
お花もたくさん届いている。
アートたけし展
その向こうに見えたよ、入り口が。
アートたけし展
正面玄関。 西島秀俊の花が一番に目に飛び込んでくる。
アートたけし展
TVタックルも当然。
アートたけし展
なまじ前売券があるので、受付のキレイなお姉さんとのやり取りは今回は無しだ。無いんだ。無いんだよぉ。
アートたけし展
客層は実に幅広い印象。

特にこの日はオバさまたちが多く、いまだ盤石のたけし人気の理由を垣間見た気がしました。


会場内は大きく6つのコーナーに分かれています。


1.へんな人たち(たけしにとって人間はこう映る)

――いろんな人物を描いた絵画を展示。


2.どこかにある世界(見えているもの、決して見えないもの)

――空想っぽい絵画など。(←ちょっと適当)


3.立体調査(三次元で表す)

――立体・半立体オブジェなど。分解した機械を貼り付けたものやら。


4.カネとオンナとクルマ(たけしがモチーフにしたがる3つ)

――クルマと男女カップルのいる風景。ほとんどの作品に猫もいる。


5.たけしの版画

――版画作品。 大胆なタッチと色づかいの絵画と違って、こちらはかなり繊細な印象。


6.ビートたけしと北野武とアートたけし

――ヴェネツィア国際映画祭で授与された金獅子、銀獅子のトロフィーや、フランス芸術文化勲章(コマンドール/シュバリエ)が展示されている。今回が初公開だそうだ。

金獅子の精細な造りに比して、銀獅子のアバウトすぎる造形には笑いました。笑ってやりました。


って、いま調べてみたら、金獅子もこんなんなってた!

ヴェネツィア国際映画祭・金獅子
会場で見た銀獅子が、まさにこの形だったんですよ。 でも金獅子はこんなじゃなかった。


で、たけしの受賞シーンを探してみたら……。

ヴェネツィア国際映画祭・金獅子
ちと分かりにくいけど、こちらはちゃんと細かい仕事がされた金獅子です。

会場にあったのはもちろんこれ。


銀だからアバウトな造りってわけじゃなくて、すべてのデザインが変わったんですね、きっと。

このほか、たけしへのインタビューや、たけしにゆかりのある人々(阿川佐和子、大竹まこと、江口ともみ、クマさんこと篠原勝之ら)からのコメントなどが15分程度のムービーとして会場内の一角で上映されていました。

ムービー内で阿川佐和子らが、今回の作品の中で自分が最も気に入った作品を1つ選ぶことをしていたので、僕も1つ選ぶつもりで観て回ることに。

で、その作品のポストカードを買って帰ろうと、そう決めたわけです。

今回僕が心惹かれた作品のポストカードを購入

アートたけし展
そこそこおカネに余裕のあるマダムたちが多いから、お勘定場も賑わいを見せてました。

たけし作品のレプリカ的なものは約4万円で販売されていましたが、しっかり注文していくマダムもちらほらで、さすが銀座だなぁ、と感心しきりの僕氏。


僕はといえば、せいぜい気に入った作品のポストカードを買うくらい。あとクリアファイルとか。

それが庶民の正しい鑑賞作法であります、たぶん。

アートたけし展
これは絵画の中で2番目に好きになったもの。

1番好きなものはポストカードになっていなかったのが残念。

アートたけし展
これも好き。「カネとオンナとクルマ」のコーナーに分類されるものです。


1番好きなのはこれと同じく「カネとオンナとクルマ」の中のもので、このようにクルマの前にカップルがいるのですが、背景のブルーがとにかく凄い。吸い込まれるようです。いや実際吸い込まれました。ダイソン並みの吸引力。九死に一生を得ました。

ウワサに聞いてた「キタノブルー」の一端を観た気がしたのですが違いますか?


キタノブルー
「キタノ映画」のビジュアル面での特徴として、画面全体のトーン、小道具の色などに青が頻繁に使われるというものがあり、気品があるとして「キタノブルー」と呼ばれる。
特に『ソナチネ』など中盤までの作品において顕著で、ヨーロッパで高い評価を得た。
突然の雨により画面が青一色になったのがきっかけとされる。極力余計な色を使用しないようにしていたことから、以降青を意識するようになったという。ただし『Dolls』からはキタノブルーの傾向は薄れている。

■ ビートたけし - Wikipedia


アートたけし展
版画で1番好きなのはこれ。 前述のムービー内で阿川佐和子が選んだのもこれでした。

アートたけし展
版画で次に好きなのがこれ。 ムービー内でガダルカナル・タカが1番に選んでいました。

すべての作品を観てみて、僕は、天はビートたけしという人に二物も三物も四物も与えまくっている、と確信しました。

なんてえこひいきなヤツなんだ、天ってヤツは!


僕は特にビートたけしのファンというわけではありません。 もちろん、ビートきよしのファンというわけでもありません。 もちろんとか言うなや。

たけしのお笑いや映画やアートのことも、正しく評価できるなんて思っていませんし、評価するつもりもありません。

ただただ、作品を観て「いい!」って思っただけです。


ムービーの中でクマさんも言ってました。

「(たけしの作品は)観たまんま。観てあれこれ考えるもんじゃない」って。

だから僕も何も考えずにただ「いい!」で留めておきます。(ちょっとキタノブルーがどうとかマタニティブルーがどうとか理屈を考えちゃいましたけど……)


なんだかんだで、すげぇ人ですな、たけしって人は。




さて……。

アートたけし展
最後にネコタクシーで記念撮影。

恥ずかしいからと拒んだんだけど「記念に」と言われて、「記念」のためなら女房も泣かす僕は思いきって撮ることに。女房いないくせに。


ネコ運転手のほうへ体を寄せようと気をつかったつもりが、「部長の子を身ごもったOL」みたいなポーズに。

これがキタノブルーならぬマタニティブルーの正体だったのか!!

「お客さん、どちらへ?」

「とりあえず、産院まで」

……そんな結末にちょっとガッカリしながらも、ココロ揺さぶられる作品の数々を鑑賞できた満足感に包まれ、帰路につきましたとさ。

めでたしめでたし。



アートたけし展

【東京会場】
会期:2016年2月25日〜3月7日
場所:松屋銀座8階イベントスクエア
住所:東京都中央区銀座3-6-1
お問い合わせ:松屋銀座 03-3567-1211(大代表)
開館時間:10:00〜20:00(入場は30分前まで。最終日は17時閉場)
チケット:大人1,000円/高大生700円/中学生500円/小学生300円
URL:http://art-takeshi.com/

【大阪会場】
会期:2016年3月16日〜3月28日
場所:阪急うめだ本店9階 阪急うめだギャラリー
住所:大阪府大阪市北区角田町8-7
お問い合わせ:阪急うめだ本店 06-6361-1381
開館時間:日曜〜木曜 10時〜20時(入場は30分前まで)/金、土 10時〜21時(入場は30分前まで)
※3月28日は18時閉場(17:30最終入場)
チケット:一般1,000円/大学・高校・中学生700円/小学生以下無料

なお、本展は以下の巡回も予定しております。
詳細は後日掲載してまいります。
※開館時間及び入場料は開催会場によって異なります。

【宮崎】
会期:2016年4月29日〜6月5日
場所:みやざきアートセンター

【石川】
会期:2016年夏
場所:金沢21世紀美術館 市民ギャラリー

【福岡】
会期:2016年9月2日〜10月10日
場所:福岡アジア美術館

【長崎】
会期:2017年春
場所:長崎県美術館

【愛知】
会期:2017年秋
場所:名古屋

他、全国巡回開催予定

■ 「アートたけし展」開催! ビートたけし来場の内覧会レポート


ひで爺
部長にはちゃんと責任とってもらいなさいよ。


スポンサーリンク
投稿者:館長 | アートたけし展でビートたけしの作品を観て思ったこと
2016年03月04日(金曜日)
■コメントを投稿する | トラックバック (0) | EDIT


■コメントフォーム

アートたけし展でビートたけしの作品を観て思ったこと
―― へのコメント。
コメントはこのブログではなくロビー(BBS)に投稿されます。
1回投稿するとコメント以外が60日間Cookieに保存されます。
保存はされますが見た目だけは各欄が空欄のままになります。
お名前のみが必須記入事項です。あとは空欄で構いません。
コメントに「http://」を書くと投稿不可です。(スパム防止)
コメントにURLを書く時は「http://」無しで書いてください。
※ メールアドレスは公表されませんのでご安心ください。

お名前
Mail
URL
都道府県
お手数かけますが、スパム防止策です。
○○の部分をひらがなで書いてください。
♪夕焼けこやけの○○とんぼ
コメント
※送信するとBBSページが開きます。


■この記事のトラックバックURL:



ご注意:トラックバックを送信してもすぐにはこの記事に反映されませんが、このページに反映されれば成功です。
■トラックバック
トゥイッター
(カッコよく言ってみました)
最近の人気記事TOP10
スポンサード・リンク

最近の記事じゃ
月別の記事じゃ
▼ クリックで開閉
▲ クリックで開閉
古山館
(館長の祖父の篆刻作品集)
古山館
ひで爺 心の詩
ひで爺 心の詩
※クリックで当該記事へ
私のお墓の前で
○○ないでください
伝言くん
館長へのメール
名前
Mail
性別 女性  男性
都道
府県
伝言
すべての欄にご記入ください。
送信ボタン押すと新ウインドウが開きます。
正常送信されますとご自分にも自動返信が届きます。
ご自分にメールが届かない時は館長にも届いておりませんので、もう一度お送りくださるようお願いいたします。
ブログパーツ